札幌で浮世絵体験
2025-05-09 15:18:23

身近に感じる浮世絵の世界、「国芳イマーシブアート」が札幌で開催中

国芳の浮世絵を体感する「KUNIYOSHI IMMERSIVE ART」展



富士山がそびえる北海道札幌市にある『北海道立近代美術館』では、2025年4月25日から6月15日まで「KUNIYOSHI IMMERSIVE ART(国芳イマーシブアート) in 歌川国芳展」が開催されています。このイベントは、浮世絵の巨匠・歌川国芳の作品を基にした最先端のデジタルアート体験を提供することを目的としたものです。

歌川国芳とは?


江戸時代後期に活躍した歌川国芳は、浮世絵の革命者と称される存在です。彼の作品には、武者絵や美人画、戯画といった多様なジャンルがあり、近年では国内外で注目を浴びています。特に『水滸伝シリーズ』などのヒーロー像を描いた作品は、ユーモア溢れる視点で再解釈され、多くのファンを魅了しています。

本展では、国芳が得意とした武者絵を中心に、約200点の作品が展示されています。アートの魅力を最大限に引き出すため、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを用いた立体的な映像空間が用意されており、訪れる人々はまるで浮世絵の中に入り込んだかのような体験ができるのです。

没入型のデジタルアート体験


「KUNIYOSHI IMMERSIVE ART」は、ただの展示にとどまらず、実際に国芳の作品の中に入り込むような体験を提供します。立体映像や音響によって、国芳の世界がダイナミックに動き出し、驚きと感動に満ちたアートの旅へと誘います。先行する「動き出す浮世絵展」のスピンオフ作品として、ここでしか味わえない特別なコラボレーションが実現しています。

特別講演会も実施


また、開催中には特別講演会『メイキング・オブ・国芳イマーシブアート』も行われ、アートの制作過程や背景など、詳しい解説が行われます。これにより、訪れた方は国芳のアートを深く理解し、一層楽しむことができるでしょう。

アクセスとチケット情報


開催場所は、札幌市中央区の『北海道立近代美術館』です。開館時間は9:30から17:00までで、最終入場は16:30となっています。休館日は毎週月曜日と特定の水曜日(2025年5月7日)ですが、5月5日は開館しています。

入場料金は一般1700円、高大生1000円、中学生700円で、小学生以下は無料(保護者同伴)です。また、団体割引も用意されており、リピーターのための優待価格も設定されています。

特にアートファンや家族連れにとって、このユニークな体験は見逃せないものとなるでしょう。国芳の作品を新たな視点で楽しむこの展覧会、ぜひ訪れてその目で確かめてください。

詳細情報


本展やチケットの詳細情報については、公式ウェブサイト(こちら)をご覧ください。デジタルアートと浮世絵の融合を体験し、日常から少し離れたアートの世界に足を踏み入れてみませんか?


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