ベアーズ女子陸上競技部の快挙
2025年8月31日、坂口愛和選手が「北海道マラソン2025」で初出場を果たし、見事に優勝を飾りました。この結果により、彼女は2027年に開催されるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を手に入れました。MGCは日本におけるオリンピックマラソン代表を決める大切なレースであり、この成果は坂口選手にとって大きな意味を持ちます。
坂口選手は、実業団チーム「Bears Camellia」のキャプテンとして、北海道マラソンでの優勝を報告しました。「技術不足を感じることも多かった初挑戦でしたが、それでも最後まで走り切ることができたことに喜びがあります」と述べ、副支えてくれた仲間や会社に感謝の意を表しました。彼女が所属するベアーズカメリアは、設立からわずか1年半で数々の成績を残しており、今後のさらなる飛躍が期待されています。
坂口愛和選手のプロフィール
東京都出身で、2001年生まれの坂口選手は、これまでに数多くの大会に挑戦してきました。2024年に株式会社ベアーズに入社し、デュアルキャリアを実現しながら「ベアーズカメリア」のキャプテンを務めています。このチームでは、女子陸上の頂点を目指して日々努力を重ねています。
坂口選手の過去の成績も素晴らしく、2024年の全日本実業団対抗女子駅伝予選会では区間5位に入り、全日本実業団対抗女子駅伝競走大会でも大健闘しました。彼女の努力が実を結び、MGC出場権獲得に至りました。
監督のコメント
監督の高柳祐也氏は、坂口選手の優勝がチーム全体にとって重要な意味を持つことを強調しました。「坂口がここまで来れたのは、彼女自身の努力と同時に、支えてくれる全ての人々の協力のおかげです。この結果を次のステップへの出発点とし、MGC、そして世界の舞台を目指して共に進みます」と語りました。
ベアーズカメリアとは
2022年4月に設立された「ベアーズカメリア」は、株式会社ベアーズの実業団陸上競技部です。設立からの短期間で数々の大会に参加しており、挑戦を続けています。特に、2024年のプリンセス駅伝では14位を記録し、クイーンズ駅伝も初出場を果たしました。目指すは、さらに上位入賞であり、今後の成長が楽しみです。
企業の理念とデュアルキャリア
ベアーズは、利用客や社員の皆様が心豊かに生活できるように、家事代行サービスを通じて社会に貢献しています。坂口選手を含む「ベアーズカメリア」の選手たちは、デュアルキャリアを実現し、アスリートとしての成長を目指しています。このような取り組みは、ただのスポーツ活動に止まらず、社会全体への影響を存在させています。さらに、全国各地で事業展開していることで、多様な経歴やバックグラウンドを持つ選手との交流が広がっており、可能性が無限大です。
これからの坂口選手の活躍に期待するとともに、ベアーズカメリアのチームがどのように発展していくか目が離せません。