スリーハイの挑戦
2026-05-08 12:02:57

スリーハイが描く「温める」企業の物語とその挑戦

スリーハイが描く「温める」企業の物語とその挑戦



中小企業が生み出す価値を決算報告書の数字だけで捉えるのは難しい。本記事では、スリーハイの代表取締役・男澤誠氏、経営推進室長・德江彩貴氏、社会的事業コンサルタント・今尾江美子氏、ブランド設計の臼井亮介氏を迎えて、企業のストーリーを可視化する改革の過程に迫ります。

企業が生み出す「目に見えない価値」


スリーハイは2021年に初めてサステナビリティレポートを発行。企業が地域に根ざした活動を展開する中で、得られる価値や経験の多くは数字で表しにくいものです。このような背景から、男澤氏は「OMOU」の制作に取り組むことを決意しました。「目に見える活動だけでなく、なぜそれを行っているのかという想いを伝えたかった」と思いを語ります。

「伝える」から「つながる」へ


2021年に発行された初位のサステナビリティレポートは、社内外への報告に重点を置いて作成されたものの、必ずしも意図が伝わっているとは言えませんでした。その結果、企業理念や理念の具体的な背景について関心があまり持たれなかったことを反省し、「OMOU」はその役割を再定義する試みになったのです。特に、社員に向けての情報共有を強化し、社内外での対話を意識した点が新たな挑戦となりました。

プロの力を借りた情報発信


初めは自己流で制作に取り組みましたが、成果が見られなかったスリーハイは、アートディレクターの臼井氏や社会的インパクト評価の専門家である今尾氏をプロジェクトに迎え入れました。これにより、「OMOU」の情報はより深みを増し、特にイラストを用いることで視覚的に訴えかけることに成功します。これまでの財務報告書の枠を越えた「目に見えない価値」が多くの人々に伝わるようになりました。

社内外の評価と反響


「OMOU」が発行されると、企業としての意図がシンプルに伝わったことによって、多くの読者から「読みやすい」という好評が寄せられました。特に視覚に訴える情報が多く含まれていたことが、印象を強めたようです。また、銀行からも好評を得て、「毎年発行してください」と金利の優遇を受けるなど、想定以上の効果が現れました。こうした反響はスリーハイが企業としての根幹を伝え続けるための重要なステップとなっており、業務だけでなく人材育成にも寄与しています。

社員の共感を高めるための取り組み


「OMOU2022」が発行された際、社員からの反響は賛否が分かれました。これは良い反応だけでなく、逆に「共感できない」「あまり読んでいない」という厳しい声もあったことを踏まえ、社内の意識づけが必要であると認識されることとなります。そこで、社長が自ら各ページを解説する社内勉強会を施行し、少しずつ浸透が進んでいる感触を持っているとのことです。

まとめ: 企業の物語を語る重要性


対談を通じて、スリーハイの取り組みが企業において非常に重要な要素である「なぜやっているのか」というストーリーを語ることだと再認識されました。経済的な成功だけでなく、企業理念や理念の背後にあるストーリーを発信することは、人やお金を集めるために重要です。スリーハイのように、自らの活動を理解して共感できるようになった社員は、より活力に満ちた組織が形成されるでしょう。今後も、企業のストーリーを大切にする中小企業が増えることが期待されています。


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