フィギュアスケートが織り成す心温まる物語『ぼくのお日さま』がFODで配信開始

映画『ぼくのお日さま』独占配信スタート

フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて、9月6日（土）0時より、映画『ぼくのお日さま』の独占配信が始まります。本作は、フィギュアスケートをテーマにした心温まる物語で、奥山大史監督が手がけた感動作です。

奥山大史監督の新作

奥山監督は、過去に「僕はイエス様が嫌い」で、第66回サンセバスチャン国際映画祭最優秀新人監督賞を受賞した経歴を持ち、その独自の視点が光る作品を作り出してきました。この『ぼくのお日さま』もその一環で、フィギュアスケートを通じて描かれる人間ドラマが魅力です。

心を揺さぶるキャラクターたち

物語は、吃音を抱える少年タクヤ（越山敬達）が主人公。アイスホッケーには苦手意識を持ちながら、フィギュアスケートの少女・さくら（中西希亜良）と出会います。ふたりの出会いは、タクヤに新たな世界を切り開くきっかけとなります。タクヤには、氷の上で輝くさくらに惹かれる思いがありますが、一方でさくらもまた、コーチ・荒川（池松壮亮）への想いに複雑な思いを抱えています。

綺麗な映像と取材秘話

本作は、2023年の冬から春にかけて北海道で撮影され、その美しい雪景色や温かい人々を背景に、淡い恋と成長が繰り広げられます。大自然が息づく北海道での撮影が、情緒ある映像美を生み出しています。奥山監督のスタイルともマッチし、観客はまるでその場にいるかのような感覚を味わうことができるでしょう。

物語の魅力

ストーリーは、雪が積もる田舎街を舞台に、小学6年生のタクヤの成長物語です。特にアイスホッケーでのアクシデントがきっかけで出会うさくらとの関係が、タクヤにとって大きな転機になります。さくらは、氷上での自分を表現し、コーチとの関係を通じて成長していきます。そこには友情や恋愛、夢に向かう努力が描かれ、お互いの心が結びついていく過程が感動的です。