2026年6月、株式会社リプラスはネットワークセキュリティには欠かせないソリューションであるUTM(統合脅威管理)を新たに導入し、デジタルフォレンジック24での販売を開始しました。この動きは、企業を直撃するサイバー攻撃や内部不正による情報漏洩のリスクが高まる中で、その対策を強化しようとするものです。
企業とデジタルセキュリティの不安
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、サイバー攻撃や情報漏洩といった脅威も同様に増加しています。ランサムウェア攻撃や、退職者によるデータ持ち出しといった内部不正は、企業の情報を危険にさらす大きな要因です。これに伴い、発生したインシデントの際に「証拠が消失している」ことが多く、その結果として原因究明や責任追及が行えない場合が少なくありません。
リプラスでは、企業が「証拠を守り、事実を明らかにする」ためのデジタルフォレンジック調査を提供してきました。しかし、調査を終えた後の再発防止に関するニーズが高まり、従来の事後対応から事前防止へのシフトが求められるようになりました。そのため、UTMをラインナップに加えることで、企業のセキュリティ体制を強固にすることを目指したのです。
統合脅威管理(UTM)とは
UTMは、ファイアウォール、アンチウイルス、不正侵入検知システム(IPS/IDS)、Webフィルタリングなどのセキュリティ機能を一つのハードウェアに集約したシステムです。以下のような機能を提供します:
- - ファイアウォール:外部からの不正アクセスを監視し、危険な通信を遮断することで社内システムを保護します。
- - アンチウイルス:入ってくるデータやメールをスキャンし、悪意のあるプログラムを自動で検知・隔離します。
- - 不正侵入検知・防御:内部の不審な通信をリアルタイムで検知し、被害の拡大を防ぎます。
- - Webフィルタリング:危険なWebサイトへのアクセスを制限し、情報漏洩を防ぐ役割を果たします。
UTMの特長とメリット
UTMの最大の特長は、1台の機器を設置することでネットワーク全体を保護できる点です。従来のように個別のPCにソフトをインストールする手間が省けます。また、IoT機器や複合機など、個別対策が難しい機器も一元的に守ることができ、管理コストの削減にもつながります。特に、中小企業にとっては、専任のIT担当者を必要としない点も大きな魅力となっています。
万が一のためのデジタルフォレンジック調査
さらに、UTMによる「事前防止」の措置を講じた上で、万が一の内部不正やデータ消失が発生した場合に備える必要がありますリプラスでは、デジタルフォレンジック調査を通じて、証拠の保全や事実の解明を行います。
調査は以下の3ステップで安全に実施されます。
1.
初期調査・クローン保全サービス:対象機器のデータを調査し、必要な痕跡を保護します。
2.
フォレンジック詳細調査:削除データの復元などを行い、不正の有無を明らかにします。
3.
セキュリティ保守サービス:インシデントの予防に向けた保守を定期的に実施します。
企業における実績と事例
リプラスには、過去にさまざまな業種の企業からの依頼があり、実績を重ねてきました。たとえば、医療業界では退職したスタッフによる不正の可能性を受け、フォレンジック調査を行うことで削除されたメールデータの復元に成功。運送業界では、不正使用の証拠となるWeb履歴を抽出し、訴訟に役立てました。このような事例は、企業がUTMも導入し、強固なセキュリティ体制を整える必要性を示しています。
結論
リプラスは、企業の大切なデジタル資産を保護し、「見えない事実を可視化する」ことを使命としています。専門的な技術とノウハウを駆使し、安心で信頼できるセキュリティ環境の確立をサポートしています。お悩みがある方は、初期ヒアリングから導入、アフターサポートに至るまでワンストップで対応しており、ぜひ当社にご相談ください。