ファミリーマートが取り組む省エネの新たな一手
株式会社ファミリーマートが、2026年3月から約3000店舗において空調室外機への遮熱塗装を実施し、環境負荷の軽減を目指しています。この取り組みは、同社が2026年9月に創立45周年を迎えるにあたり、「いちばん環境にやさしい」を掲げる中で行われています。
省エネ対策の背景と目的
近年の夏季には、記録的な猛暑が続き、店舗の空調設備への負荷が増しています。これに伴い、電力消費の増大や空調効率の低下が問題視されています。従って、同社は室外機に遮熱塗装を施すことで、直射日光による温度上昇を抑え、熱交換の効率を保つことを目指しています。これにより、電力使用量を削減しながらも、快適な売場環境を維持することが可能になります。
実施概要と施工の特徴
ファミリーマートでは、2026年3月1日から12月31日までの期間に、店舗ごとに遮熱塗装の施工を進めていきます。施工は、下地調製から丁寧に行われ、室外機の洗浄、清掃を経た上で、耐久性と遮熱性に優れた3層の塗装が施される予定です。これにより、長期にわたる遮熱効果が期待できます。
さらなる省エネへの取り組み
今回の遮熱塗装に加え、ファミリーマートでは「CO2センサーを用いた換気制御システム」の導入も進めています。このシステムは、リアルタイムでCO2濃度を監視し、必要な換気量を確保しつつ無駄な換気を削減。これにより、冷暖房効率が最大化され、空調の負荷を軽減します。実際に、既に約8000店舗でこのシステムが導入済みであり、今後もさらなる効果を期待しているとのことです。
環境を見据えたビジョン
ファミリーマートは、2020年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定し、温室効果ガスの削減、プラスチック対策、食品ロス削減の3つのテーマに基づいて活動しています。今回の遮熱塗装施策は、このビジョンに沿った環境負荷の低減に貢献するだけでなく、エネルギー価格の高騰に対する店舗運営のコスト削減にも寄与するとしています。
「いちばんチャレンジ」の精神
ファミリーマートは、創立45周年を迎えるにあたり、「あなたのいちばんをたくさん作る『いちばんチャレンジ』」を新たなスローガンとし、それに基づいた店舗作りを目指しています。この取り組みで「おいしい」「おトク」「わくわく」「環境にやさしい」など8つの分野にチャレンジし、業界のリーダーとしての役割を果たしていくとのことです。
今後もファミリーマートが推進する省エネ活動に注目です。環境に優しい取り組みを通じて、お客さまにとってもより良い店舗作りが進むことを期待しています。