成熟した行政サービスの新たな形
2023年6月、セブン‐イレブンのマルチコピー機が新たな機能を追加しました。これにより、iPhoneのマイナンバーカードを使って、住民票や印鑑登録証明書といった各種行政証明書を、店舗内のマルチコピー機で手軽に発行できるようになりました。これまで役所を訪れる必要があった手続きが、コンビニで完結するという利便性は、多くの人にとって嬉しいニュースです。
使い方はとても簡単!
iPhoneのマイナンバーカードを使用するには、ユーザーはまずサイドボタンをダブルクリックし、マイナンバーカードを選択します。次に、Face IDまたはTouch IDで自分で認証し、マルチコピー機のリーダーにかざすだけ。このシンプルな手続きで、従来のように実物のカードを取り出したり、PINを入力したりする必要がなくなります。
多くの方から「コンビニで証明書が出せるなんて知らなかった」との声が寄せられていますが、このサービスはまさに私たちの生活を支える新たな一歩。忙しい日常の中で、役所に行く時間を省けるのは、忙しい家庭や働く人々にとって非常にありがたいポイントです。
セキュリティもバッチリ
Apple製品が重視するプライバシーとセキュリティについても触れておきましょう。iPhoneのマイナンバーカードは、ユーザーが自分の情報を管理できるように設計されています。情報はFace IDまたはTouch IDで認証された後にのみ共有され、過去の提示情報は暗号化され、ユーザーのデバイスの中にだけ安全に保管されます。この仕組みにより、誰かがその情報に不正にアクセスすることはないのです。
万が一、iPhoneを置き忘れてしまった場合も安心です。「探す」アプリを使用することで、デバイスのロックや位置特定が可能で、必要ならばリモートでデバイスを消去することもできます。
期待される今後の展開
この新しい行政サービスが提供されることで、セブン‐イレブンはただのコンビニではなく、生活のあらゆるニーズに応える「便利な存在」として進化しています。現在、Android端末でも同様のサービスが利用できますが、iPhoneユーザーにとってもこの導入は嬉しいニュースです。
今後もセブン‐イレブンのような身近な存在から、新しいサービスが続々と発信されることを期待したいですね。これによって、ますます私たちの生活が便利になっていくことでしょう。新たな利便性を体験しに、是非お近くのセブン‐イレブンを訪れてみてはいかがでしょうか。
参考情報