NINAITEの新設校
2025-11-12 08:16:26

インドネシアにて日本語学校設立、未来の架け橋を築くNINAITE

NINAITEがインドネシアに日本語学校を開校



北海道に本社を構える株式会社NINAITEは、さまざまな分野で外国人能力の活用を進めてきましたが、この度、インドネシアのジョグジャカルタに現地法人と協力して日本語学校を設立しました。この学校は2026年1月に第1期生がスタートすることになっており、特定技能外国人の採用から定着までの流れをサポートする新たな教育モデルの展開を目指しています。

設立の背景


日本国内では860名以上の特定技能外国人がNINAITEの支援を受けており、採用や在留管理などの面で様々な課題解決に取り組んできました。しかし、近年日本は少子高齢化が進んでおり、医療や介護、製造、農業、建設といった「ブルーワーカー産業」では深刻な人手不足が顕在化しています。このような状況下で、外国人との共生やその政策はますます注目されるようになっています。

これからの日本社会に必要な人材は、単なる労働力ではなく、日本の文化や習慣、ルールを理解し、コミュニケーションを取れる能力を持つことが不可欠です。NINAITE INDONESIAは、こうした人材の育成を目指して、行動や考え方までを共有できる学びの場を提供します。

NINAITE INDONESIAの特長


1. トータルサポートの教育


入学から来日後の就労までを一貫してサポートするカリキュラムを実施。日本文化を理解し、必要なスキルを身につけた人材を育てます。

2. 会話能力と現場力の強化


会話ベースの日本語教育に重きを置き、特定技能試験の合格だけで終わらない、実際の職場で活躍できる人材を育成します。

3. 文化やキャリア教育の充実


言語に加え、日本の慣習や生活に関する知識、キャリア形成についても教えるプログラムを設けます。

4. 学ぶ環境の工夫


物価が安く静かなジョグジャカルタは、学生が集中して学ぶための理想的な場所です。経済的な負担を減らしながら、安心して勉強に取り組むことができます。

Co-CEOからのメッセージ


共同代表のリズキー・プラタマ氏は、「海外での生活と働きたいという夢に向かって一歩を踏み出せる学校を作りたい」と強い思いを語っています。彼自身が日本やアメリカで経験を積んできたことで得た成長と機会を、次世代に伝えていけるよう努めているとのことです。「夢の出発点」を掲げるNINAITE INDONESIAは、夢と現実を結びつける架け橋としての存在を目指します。

これからの展望


今後、NINAITE INDONESIAは全6教室を構え、最大で120名の生徒を受け入れる予定です。最初の取り組みとして、介護や外食、ホテルなどのホスピタリティ業界から人材育成を始める計画です。さらに日本での経験を積んだ生徒が母国に帰っても、学びや技術を生かせる体制を整え、地域社会に貢献できるような循環モデルを構築したいと考えています。

会社概要


株式会社NINAITEは、北海道札幌市に本社を構え、在留外国人の採用支援や教育事業を展開しています。一方、インドネシアの現地法人PT NINAITE INDONESIAは、日本語教育を提供することに特化しています。これにより、教育と雇用、地域のつながりを大切にしながら、日本とアジアの関係をより良いものにすることに努めています。

公式サイトやSNSを通じて卒業生の状況や学校の活動など、最新情報を発信していくとのこと。常に応援し続ける日本とインドネシアの架け橋として、NINAITEは新たな未来に挑戦し続けていきます。


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