北の縄文パネル展が苫小牧市立中央図書館で開催中
苫小牧市立中央図書館では、2025年12月16日から2026年1月15日までの期間、特別展示「北の縄文パネル展」が開催されています。縄文文化は約15,000年前から約2,300年前にかけて、日本列島に存在した先史時代の文化で、具体的な文献が残っていない古代の営みを知る貴重な機会です。
北海道の胆振総合振興局エリアには、世界遺産に登録された北黄金貝塚(伊達市)や入江・高砂貝塚(洞爺湖町)を含む、多くの重要な縄文遺跡があります。本展では、そのような遺跡や縄文時代の生活文化に関する情報をパネルやパンフレットを通じて紹介しています。興味がある方は、ぜひこの機会にお立ち寄りください。
展示内容と魅力
パネル展示には、縄文時代の住まいや生活文化に関する詳細な情報の他、北海道のキャラクター「じょもるん」が登場する絵本のパネルも含まれています。このキャラクターは縄文時代を旅する設定になっており、子供たちにも親しみやすい内容です。特に親子での訪問におすすめです。
また、特に目を引くのが高さ約2メートルの木製竪穴住居の展示です。この竪穴住居は、実際に内部に入ってみることができ、縄文時代の人々がどのように生活していたのかを直に体感することができます。展示を通して、当時の住居の構造や生活様式を直感的に理解できるでしょう。
開催情報
「北の縄文パネル展」の詳細は、苫小牧市立中央図書館の公式サイトで確認できます。開館日や時間についても随時更新されているため、訪問前にご確認いただくことをおすすめします。
- - 場所: 北海道苫小牧市末広町3丁目1-15
- - 開館期間: 2025年12月16日(火)~2026年1月15日(木)
- - URL: 苫小牧市立中央図書館
この冬、苫小牧市に足を運ぶ際には、縄文文化の奥深さとその魅力に触れてみてはいかがでしょうか。多くの皆様のご来場をお待ちしております。