札幌・すすきのに誕生する新たな居場所「Cafe&Bar おぱぁる」
札幌市中央区、すすきのエリアに位置する「Cafe&Bar おぱぁる」は、セクシャルマイノリティや発達障害を抱える方を含む多様な人々に向けた温かい居場所を提供することを目指しています。このお店は、独立オープンに向けてクラウドファンディングを開始しました。支持を集め、自立した経営を実現するためのプロジェクトです。
多様な背景を持つ人々のための居場所
近年、札幌においてもセクシャルマイノリティに対する理解が進んでいますが、それでもなお多くの人々が自分に合った居場所を見つけるのに苦労しています。特に、夜間に人混みを避けたくなる若者や、アルコールが苦手な方、さらにはアセクシャルやノンバイナリーといった少数派の性別を持つ方にとって、安心できるスペースは非常に貴重です。この状況を受けて、「Cafe&Bar おぱぁる」では、誰でも自分のままで過ごせる自由な空間を提供することに注力しています。
安心・快適な空間作り
おぱぁるでは、セクシャルマイノリティや発達障害、吃音など、社会的な偏見にさらされがちな方々が心地よく過ごせるよう努力しています。これにより、すべての人々が自身を大切にできる場所が提供されることを目指しています。また、お酒を飲めない方でも楽しめるコーヒーやノンアルコールのカクテルが用意されており、誰でも気軽に訪れることができます。
クラウドファンディングでの支援を呼びかけ
おぱぁるの運営には、皆さんの支援が必要です。クラウドファンディングは、2025年7月29日から8月31日までの期間に実施されており、支援を受けた方には特典があります。例えば、ママのチェキや店内にニックネームの掲載、お得な飲み物チケットなど、さまざまなリターンがあります。また、一日店長体験や衣装を指定して楽しむイベントも用意されています。このようなリターンは、遠方の支援者にも郵送可能です。
店舗の詳細
「Cafe&Bar おぱぁる」は、2023年9月27日にオープンする予定です。それまでの間は、毎週日曜日に間借り営業を行っており、アクセスも便利な場所です。地下鉄南北線「すすきの」駅から徒歩6分という立地にあります。営業は平日午後6時から深夜0時まで、土日は16時から営業しています。お休みは月曜日で、席数は13席のアットホームな空間です。
代表の思い
代表の吉岡あさみさん自身もアジェンダーかつデミロマンティックであり、LGBTQ+や発達障害を持つ方々の為の温かい環境作りに心血を注いでいます。多様性を尊重した空間の提供はもちろん、困難を抱える人々が安心して過ごせる居場所を作ることが「おぱぁる」の使命です。多くの方にこの新しい試みに参加していただき、共に支え合う社会を目指すことを願っています。
詳細な情報は、
おぱぁるの公式ページで確認できます。また、クラウドファンディングのプロジェクト情報もぜひご覧ください。この取り組みにより、札幌で新たなコミュニティが形成されることを期待しています。