GAP JAPAN 2025レポート
2025-12-02 11:20:27

持続可能な農業の未来を構想するシンポジウム「GAP JAPAN 2025」レポート

農業の未来を語るシンポジウム「GAP JAPAN 2025」レポート



2025年11月14日(金)、一般財団法人日本GAP協会が主催するシンポジウム「GAP JAPAN 2025」が開催され、持続可能な農業の重要性とその実現に向けた取り組みが語られました。本シンポジウムには約600名が参加し、その中には現場の農業事業者や政策決定者も含まれていました。

オープニングセッション



シンポジウムは、荻野宏氏(日本GAP協会代表理事専務)の挨拶から始まり、現在のJGAP(Japanese Good Agricultural Practices)やASIAGAPの取り組み状況、国内外の動向についてのプレゼンテーションが行われました。持続可能な農業への貢献やその基準運営についての今後の方向性が語られ、参加者はその重要性を再認識しました。

オープニング講演動画

基調講演



次に行われた基調講演では、中嶋康博氏(女子栄養大学教授)が日本農業の未来像を解説。新たな食料・農業・農村基本計画が描くビジョンとその中でGAPが果たす役割について詳細に言及しました。これにより、農業政策の重要な側面が具体的に示され、参加者からは多くの共感の声が寄せられました。

基調講演動画

新たな取り組みと国際的な視点



また、SAI PlatformのJoe Iveson氏は、世界的なサステナブル農業の評価基準であるFSA(Farm Sustainability Assessment)の重要性を説明し、日本のGAPとの関連性を整理しました。この発表は、参加者にグローバルな観点からの農業の未来を考えるきっかけを提供しました。

SAI Platformの講演動画

パネルディスカッション



その後のパネルディスカッションでは、全国各地でGAP実践に取り組む5名の経営者が実際の経験を通じて、GAPの効果や現場での課題について語りました。このトークは、聴衆にとっても示唆に富む内容であり、リアルな声として多くの関心を集めました。

パネルディスカッション動画

GAP JAPAN アワード2025



シンポジウムの締めくくりとして行われた「GAP JAPANアワード2025」の表彰式では、持続可能な農業の普及と発展に寄与した団体として、JAおおいたGAP研究会、株式会社農流研、株式会社光ファームの3団体が表彰され、それぞれの取り組みについての発表が行われました。

受賞者講演動画

懇親会と交流



シンポジウム後には懇親会が開催され、JGAP認証を受けた農畜産物を使用した料理が振る舞われ、参加者同士のネットワーク構築が進められました。この場では様々な業種の人々が意見交換を行い、持続可能な農業に向けたアイデアが具体化される機会となりました。

まとめ



「GAP JAPAN 2025」は、持続可能な農業に向けた多くの知見と貴重な声が共有された一日でした。日本GAP協会は今後も持続可能な農業の実現に向けた取り組みを続けていく旨を表明しています。GAPについての理解を深め、農業の未来を明るいものにしていくために、多くの方が関与することが求められます。詳しくは、日本GAP協会の公式サイトをご覧ください。


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