パルシステム連合会が昨年2月に発表した「産直小麦の黒かりんとう」は、沖縄県伊江島産の黒糖を使用した新たなスナックです。この商品は、沖縄の豊かな自然と北海道の小麦の魅力を生かしたもので、両地域の繊細な風味を楽しむことができます。
黒糖はサトウキビから作られ、伊江島で栽培、搾汁、製糖など全ての工程が島内で行われることが特徴です。JAおきなわが産直で取り扱うこの黒糖は、シンプルで鮮度の良い製法を使用し、控えめな甘さに仕上げています。この評価される黒糖に、国産のきび糖や赤糖を加えることで深い風味が引き立てられています。
「産直小麦の黒かりんとう」は、北海道のJAと提携して作られた小麦「春よ恋」を100%使用し、その軽やかな食感をこの商品に加えています。黒ゴマと白ゴマを練り込むことで、見た目にも華やかで、口に入れるとカリッとした食感と共にまろやかな甘みが広がります。甘さ控えめでありながら、塩味とほろ苦さも感じられ、健康志向の方にもぴったりです。
この商品は、50gの手軽なサイズで、賞味期限も90日と長く設定されています。常温での配送が可能なので、手間いらずで購入できます。現在、パルシステムグループの生協でのみ取り扱っており、気軽に試すことができます。
さらに、JAおきなわは沖縄黒糖を様々な製品に利用する取り組みも進めており、パルシステムとの連携で地域彩り豊かな商品を展開しています。沖縄黒糖は、その地域ならではの特色を持ち、持続可能な方法で生産されている点も光ります。
黒糖の魅力はその風味だけでなく、多くの地元の人々の生活や文化とも深く結びついています。パルシステムは、この黒糖の生産を通じて地域の活性化にも寄与しており、消費者が「食べる」ことで持続可能な社会作りに貢献しています。
沖縄と北海道の連携により生まれた「産直小麦の黒かりんとう」。是非一度その独自の味わいを体験し、地域の産業を応援してみてはいかがでしょうか。さらに、パルシステムの利用者は、安心安全な商品を選ぶことで、地域の生産者をサポートしつつ、美味しい瞬間を共有することができます。
今後もパルシステムは、利用者の期待に応えながら、地域の特産品を生かした商品開発に取り組み、食の安全と地域発展を両立させる活動を続けていく予定です。私たちの食卓には、地域の豊かな恵みが詰まっています。