ベジビール登場!
2025-03-26 17:08:19

規格外じゃがいもから生まれた「ベジビール」が新登場!おいしさと環境への配慮を両立

規格外じゃがいもを活用した新しいクラフトビール「ベジビール」



北海道では、美しい自然と広大な農地に恵まれ、多くの美味しい農産物が生産されています。しかし、そこには見た目が良くないという理由で廃棄される規格外の野菜が多く存在し、フードロスの問題が長年の課題となっています。そんな中、生活協同組合コープさっぽろが、新しい取り組みとして「ベジビール」を発売します。

この「ベジビール」は、コープさっぽろがキリンビール株式会社および網走ビール株式会社と共同で開発したクラフトビールです。特に注目すべきは、芽室町の尾藤農産からの規格外じゃがいもを使用している点です。見た目は優れないかもしれませんが、味については自信を持ってお届けできる一品に仕上がっています。

フルーティーな香りと爽やかな飲み口



「ベジビール」は、白ぶどうのような爽やかな香りが広がり、苦味が少なくすっきりとした味わいが特長です。アルコール度数は6%で、クラフトビール入門の方にも飲みやすくなっています。350mlの缶として提供され、店舗では2024年4月1日から、また宅配システムであるトドックではカタログ配布が3月17日から始まります。

そしてなんと、今回の製造にあたり、約2トンの規格外じゃがいもを使用し、12,000本の缶を製造することが決まりました。これにより、フードロスの削減にも直接貢献することになります。農業大国である北海道の農産物の価値を再認識し、持続可能な未来を見据えた大事な一歩となるでしょう。

農業と環境への取り組み



コープさっぽろは、2010年から「ぶこつ野菜」という取り組みを始め、見た目の悪い野菜を商品化して販売してきました。今回の「ベジビール」は、さらなる規格外野菜の活用を目指すものであり、その背景には農業や環境問題への意識が根付いています。消費者がこのビールを手にすることで、フードロスへの理解が深まり、少しでも環境問題について考えるきっかけとなることを願っています。

「ベジビール」の購入方法



「ベジビール」は、コープさっぽろの店舗での購入はもちろん、宅配システムトドックでも購入可能です。店舗での販売が始まる4月1日から味わうことができますが、宅配向けの注文は、カタログ配布が始まる3月17日から受付がスタートします。価格は1本598円(税抜き)、658円(税込み)です。

まとめ



見た目には規格外ながら、味は抜群の「ベジビール」。フルーティーな香りとすっきりした飲み心地で、クラフトビール愛好者だけでなく、初めての方にも楽しんでもらえるビールです。北海道の農産物をしっかりと活用し、環境への配慮も忘れない、「ベジビール」を通じて、未来の農業や食文化についても考えてみませんか?

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