フードバンクイコロさっぽろが始める「子ども応援プロジェクト」
今年の夏休み、給食がない期間に差し掛かる中、困窮家庭を支援するための「子ども応援プロジェクト」が始動しました。このプロジェクトは、NPO法人フードバンクイコロさっぽろが主導しており、食糧支援が必要な子育て世帯に向けて、食品を届ける取り組みです。北海道内の特定の地域において夏休みを迎える際に、必要な食料を届けることを目的としています。
背景にある食品ロスの現実
日本では毎年約472万トンの食品が廃棄されており、その中には消費できるにも関わらず無駄になっている食材が数多く存在します。一方、生活に困窮している家庭も多く、この状況は「もったいない食品」の活用が求められている背景があります。
フードバンクイコロさっぽろは、このような食品を企業や個人から寄贈を受け、困っている家庭に届ける活動を行っています。
プロジェクトの内容
「子ども応援プロジェクト」は、道内300世帯を対象に、食品を詰めた小包を送る取り組みです。特に、夏休み期間中、子どもたちが十分な食事を取れない事態を回避し、安心して日々を過ごせるようサポートします。
このプロジェクトにおいて、受ける食品量は10万トンを目指していますが、受け取り強化と寄付の模索も必要です。企業や個人の皆さまからの寄贈があってこそ、300世帯に食品を行き渡らせることが可能になります。
寄贈活動の重要性
イコロさっぽろは、特に5月中旬から7月中旬にかけて寄贈が減少する傾向にあるため、この期間を「子ども応援プロジェクト強化月間」と定めています。寄贈される食品は、昨年度は250件という実績がありますが、毎年この時期には企業や生産者の支援が急務です。
寄贈に関する問い合わせは、特設メールアドレスにて受け付けております。個人の寄贈は、食品を直接送ることもでき、店舗に設置されたフードドライブコーナーを利用することも可能です。
支援を必要とする家庭に届く小包
フードバンクイコロさっぽろは、プロジェクトを通じて家庭に届ける小包の送料をイコロで負担しています。この活動を継続するために、寄付金の確保が必要不可欠です。小包の発送には多大な費用がかかるため、参加者の支援が求められています。目標としては、プロジェクト強化月間で50万円の寄付を集めることを掲げています。
皆さまからの協力が必要です
寄付を行うことで、 foodバンクイコロさっぽろの活動に参加することができます。寄付後は、感謝の意を込めてお名前を小包に掲示するなど、支援した方にも喜んでいただける工夫がされています。
一緒に北海道を、そして何よりも困っている子どもたちを支えていきましょう!どうかご協力をお願いします。
詳しい情報は、フードバンクイコロさっぽろの公式ホームページやSNSをご確認ください。私たちの力で、北の大地に笑顔を届けることができますように。