テラスマイルが北海道進出
2025-09-29 15:42:36

テラスマイル、北海道での農業経営支援展開に向けて資本・事業提携を実施

宮崎から北海道へ、テラスマイルが進出



アグリテックスタートアップのテラスマイル株式会社は、宮崎県を拠点に新しい農業経営の仕組みを提供している企業です。このたび、同社は北海道における農業支援をさらに強化するため、資本提携と事業提携の両面で進出を果たしました。

テラスマイルは、農業経営の見える化を推進する「RightARM」を通じて、農業者にデータに基づいた経営判断の機会を提供しています。北海道は日本でもトップクラスの農業産出額を誇り、特に大規模農家が多いため、同社が提供する「RightARM」の効果が期待できる地域です。

新しい農産物流通に向けた取り組み



北海道の農業は、広大な土地と多様な気候を活かして、様々な農産物が栽培されていますが、同時に、担い手不足や気候変動といった課題にも直面しています。テラスマイルはこれらの課題に対処すべく、農業者や自治体、流通事業者との連携を強化しており、道内での実証実験や協業によって新しい流通プラットフォーム「ジャスタウェイ」を開発中です。

「ジャスタウェイ」は、収穫予測や栽培データを基に、生産者と需要者を結びつける仕組みで、需要者は自分が求める「量」「品質」「価格」を登録し、生産者はそれに応じた栽培計画を立てることが可能になります。これにより、安定した農産物流通が実現することを目指しています。

支援を受けた金融機関のコメント



今回の資本提携には、北海道の金融機関が多数参画しています。たとえば、株式会社北洋銀行の主任調査役である石田竜士氏は、北海道の農業が地域経済支える重要な基盤であることを述べ、テラスマイルが持つデジタル技術が新たに地域農業を活性化させると期待を寄せています。

また、北海道ベンチャーキャピタルの渡邉博朗氏も、テラスマイルの構築するクラウドサービスが就農者の課題解決に資するとし、今後も様々な側面からの支援を行うことを約束しました。

地元の農業法人との協業



テラスマイルは、北海道の農業法人とも連携を強めており、200ヘクタール規模の農地を活用して、大手流通に向けた安定供給を行っています。地域農業の活性化だけでなく、地元と一体となった取り組みを進めることで、持続可能な農業経営を実現することが狙いです。

生駒祐一代表取締役は、地域の農業者や金融機関との連携を心から嬉しく思い、今後は現場の知恵や工夫を活かしながらデジタル技術を導入し、北海道の農業に貢献していく考えを示しています。

未来への期待



テラスマイルは、農業者がデータを基にした経営判断を行える環境を整え、安定した流通の実現を目指しています。今回の資本・事業提携をきっかけに、北海道におけるアグリテックの可能性はますます拡大することでしょう。地域の農業に新たな風を吹き込み、未来の農業を見据えた取り組みが進められることが期待されます。

テラスマイルが提供するサービスが、北海道の農業に与える影響は大きく、今後の展開から目が離せません。地域と共に進化し続けるテラスマイルのさらなる活躍に期待しましょう。


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