スリーハイが健康経営優良法人2025 ブライト500に認定
株式会社スリーハイは、経済産業省と日本健康会議が推進する健康経営優良法人認定制度において、「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)」に認定され、さらに優れた企業のみが選ばれる「ブライト500」にも選出されました。この認定は2023年、2024年に続いて、3年連続の受賞となります。また、横浜市を本社にしている製造業として初めてのブライト500認定も獲得しました。
健康経営優良法人認定制度とは?
健康経営優良法人認定制度は、法人が経営的視点から従業員の健康管理を行なうことを認定します。「ブライト500」は、その中でも特に優れた企業を表彰し、地域への健康経営の発信を行なっている企業が選ばれます。
スリーハイの健康経営に対する取り組み
スリーハイは、企業理念として「『温める』をつくること。」というバリューを掲げています。その理念に基づき、すべての人を温めるために、従業員の健康も大切に考えています。今回のブライト500認定は、この理念が認められた結果と言えるでしょう。
2023年時点で44名の従業員を抱えるスリーハイでは、少人数での多様な業務に取り組むため、1人の病気などによる欠勤が事業に与える影響は大きいです。こうした背景から、健康経営に積極的に取り組み、従業員の心身の健康を守ることを最重要視しています。
健康経営宣言と具体的な取り組み
スリーハイは2023年に「健康経営戦略マップ」を作成し、長期目標を設定しました。具体的な目標には、「健康診断受診率100%」、「特定保健指導の実施率60%以上」を掲げています。これは、従業員が心身ともに健康で、いきいきと働ける環境の構築を目指すものです。
施策① ストレスチェックの実施
スリーハイでは、全従業員にストレスチェックを実施し、心の健康をサポートしています。法的には50人以上の事業場で義務付けられていますが、スリーハイは従業員の健康意識を高めるために、義務の範囲を超えて徹底的に取り組んでいます。
施策② 原則全従業員18時半退社
2022年から、「原則全従業員19時退社」を導入し、2024年にはさらに早めた「18時半退社」に挑戦しています。この取り組みは従業員のワークライフバランスを向上させ、業務効率化にも寄与しています。結果、残業時間は前期比で26.2%削減されました。
施策③ 昼礼での意識付け
朝礼を昼に変更し、オンライン形式で行うことで、健康経営に関する短時間のセミナーも開催。これにより、全従業員が参加しやすい形で意識を高めています。
施策④ 運動習慣の促進
従業員の健康問題に関する意識調査を行い、アレルギーや肩こりの従業員が多い結果を受け、ストレッチやウォーキングを取り入れたトレーニング講座も開催しています。これにより、運動習慣を醸成する目指しています。
今後の取り組み
スリーハイは健康経営をさらに強化するため、保健師による健康管理や再検査受診の促進、睡眠環境の整備を進めていきます。これにより、より高い健康水準の職場を実現し続けることでしょう。
スリーハイの企業理念と歴史
株式会社スリーハイは、1990年に設立され、産業用ヒーターや温度コントローラー等を製造・販売しています。企業理念として「ものを想う。ひとを想う。」を掲げており、顧客のニーズに応じたオーダーメイド製品を提供しています。
本社は神奈川県横浜市にあり、札幌営業所も構えています。今後も従業員の健康を大切にし、製品開発に挑戦し続けることで、地域社会に貢献していく姿勢を貫いていくでしょう。