地域とともに成長する「ミチシロカ in 北海道中標津町」
北海道中標津町で、地域貢献・地域活性化を目的にした体験型教育プログラム「ミチシロカ」が2025年8月31日から9月6日の間に開催されます。これはCCS(中央コンピューターサービス株式会社)が手がける取り組みで、地域社会の課題に挑む学生たちが滋賀大学からも参加し、活気あるフィールドワークが展開される予定です。
このプログラムは、参加者が「おためし地域おこし協力隊」との連携の下、中標津町で得た実体験を通じて、地域に役立つアイデアを考案・発表します。具体的には、法政大学と関西大学からそれぞれ5名ずつ、合計10名の学生に加え、メンターとして2名が参加します。
ミチシロカの目的と過去の活動
「ミチシロカ」は、地域創生と人材育成を目指したプログラムであり、多様化する価値観を反映した新しい生き方の提案を通じて、地域への人口流出を防ぎ、逆に人を呼び込むことを目指します。1981年に創業したCCSは、以来、地域との共創を大切にし、少子高齢化など日本全体の課題にも立ち向かっています。
2022年から始まったこのプログラムは、すでに北海道の真狩村、音更町、中標津町で行われており、今回で第6回目となります。学生たちのフィールドワークを通じて、地域に新たな価値が生まれ、外部からの視点で魅力を再発見する契機ともなっています。
フィールドワークの特色と目標
今回の「ミチシロカ in 北海道中標津町」では、学生が主体的にフィールドワークに取り組むことが求められます。履修者に与えられたお題に基づき、自由なスケジュールの中で地域の課題を探求していきます。これにより、参加者は地域に新たな視点を持ち込むことで、さらなる価値創出のプロセスに寄与します。また、9月5日にはフィールドワークの成果を発表し、その後ワークショップを通じて地域住民と一緒にアイデアを深堀りする場も設けます。
さらに広がる「ミチシロカ」の可能性
このプログラムは、地域・教育機関・企業が連携して社会課題解決に挑む次世代のリーダーを育てることを目指しています。過去の活動をまとめた冊子も配布されており、関心のある方には無料で提供されるとのこと。興味のある自治体や教育機関の方は、CCSのミチシロカ事務局に連絡をとることで、さらなる情報を得ることができます。
地域に根ざしたプログラムを通じて、次世代の育成と地域活性化を実現する「ミチシロカ」。この取り組みを通じて、学生たちの挑戦が地域にもたらすポジティブな変化に期待が寄せられています。
お問い合わせ情報
ミチシロカに関する詳しい情報は、中央コンピューターサービス株式会社の担当者までお問い合わせください。