新色インク『涼青の夏』が誕生!
2026年2月18日、中富良野小学校で特別な万年筆インク『涼青の夏(りょうせいのなつ)』が販売開始されます。このインクは、文具を通じて学びを支援する株式会社オカモトヤと中富良野町が手を組んで実現したプロジェクトの一環として誕生しました。子どもたちの手によって描かれるこの色には、町の自然や文化、そして彼らの想いがいっぱいに詰まっているのです。
実施背景
中富良野小学校では、地域を“色”で表現する「インクプロジェクト」が昨年度からスタートしました。今年は、義務教育学校「なかふらの学園」への移行にあたり、6年生にとって最後の総合授業となります。子どもたちは、町の魅力を発見し、それをインクに落とし込むことに挑戦しました。プロジェクトを通じて、彼らは地域理解や表現力を養う機会を得ています。
学びのプロセス
最初に設定されたテーマは「自分たちだけが知る、中富良野の魅力はなんだろう?」。子どもたちは北星山や校庭で、地域の美しさを観察し、その感動を言葉と画像で表現しました。特に注目されたのは「青肉メロン」で、このメロンを通じて子どもたちは「中富良野の夏」を象徴する色を見つけることを目指しました。
インク制作の挑戦
実際に青肉メロンを味わい、その色や香りをもとにインク作りを開始。理科の知識を駆使しながら、子どもたちは色の調整やパッケージデザインに挑みました。試行錯誤を経て完成したインクの色は、爽やかなグリーンで、青肉メロンの瑞々しさを表現しています。
作品のコンセプト
『涼青の夏』という名前は、教室や畑を通じて感じる夏の風を思わせる「涼」と、青空やメロンの青から生まれました。この色を使うことで、記憶に残る夏の日々を思い起こしてほしいとの願いが込められています。
地域文化の継承
中富良野では、メロンそのものが夏の風物詩。地域の人々がその甘さを分かち合う瞬間が大切にされています。子どもたちは、そんな地域の伝統や思い出を守るためのプロジェクトに参加し、自己表現を学びました。新しいインク『涼青の夏』は、ただの色ではなく、彼らの想いが詰まった特別なものとなるのです。
教育への影響
渡邊雄大教諭は、教育を通じて地域と企業の協力を促進し、子どもたちが創造的な問題解決能力を養えるような環境を整えています。新色インクの開発を通じて、児童たちは自らの感覚や感情を色として表現する力を身につけ、地域発信型の教育の意義を実感しています。
まとめ
地域に根付く価値観を持つ彼らが創り出した新色インク『涼青の夏』は、北海道中富良野町の文化や風土を感じさせる素晴らしい作品です。このインクが販売される2月18日をぜひ楽しみにして、皆さんも中富良野の豊かな自然を思い出しながら筆をとってみてください。