港まちスペース946BANYAが来場者2万人を突破!
北海道釧路市に位置する共創スペース「港まちベース 946BANYA(くしろばんや)」が、オープン2周年を迎え、来場者数が累計2万人を突破しました。この施設は、地域を愛するメンバーと合同会社Hokkaido Design Code(HDC)が共同で運営しており、2023年4月にスタートしました。ここでは、多様な個人や企業、団体が集まり、地域のニーズに応じた活動やイベントが行われています。
地域資源を生かした取り組み
946BANYAの設立以来、地域の学生のメンバーシップ登録が急増しており、特に近年では高校生や大学生の利用が目立っています。学生たちは単なる参加者としてだけでなく、自らがイベントを企画・運営するケースも増えてきました。これは、地域における学びの場としての役割が、より高まっていることを示しています。たとえば、釧路市で開催された「小さな挑戦ワークショップ」では、参加者が自分のアイデアを形にするためのステップを学ぶことができました。
サムファンイベントの魅力
特に注目を集めているのが、異業種のコラボイベント「サムファン」です。このイベントは、ダンスや音楽、ワークショップなど、さまざまなジャンルの活動が融合することによって新たな化学反応を生み出すことを目的としています。地域の飲食店やダンススタジオ、さらには地元アーティストとの共演が行われ、来場者は初めて出会う人たちとの交流や新しい発見を楽しめる場となっています。
若者の成長を支援
946BANYAのメンバーシップ制度に参加している学生たちは、自己の活動が他の人との出会いにつながることを実感しています。たとえば、大学の課題を進める傍ら、他のメンバーとの交流から新しい視点を得るなど、学びの場が広がっています。「社会」をより立体的に捉えられるようになったと感じる学生も多く、この施設は単なる集まりの場所ではなく、成長を促す環境として機能しています。
地域との信頼関係を築く
HDCは、地域のニーズに応えるべく、メンバーシップを企業にも広げ、現在5社が登録。地域の企業や自治体との連携を強化し、地域DXの推進にも力を入れています。また、定期的に地域課題をテーマにしたイベントやワークショップを開催し、地域住民や企業との関係性を深めています。
未来への展望
今回記録した2万人の来場者数は、この取り組みの成功を示すものです。946BANYAは、今後も地域の声を耳にし、若者と企業、住民と訪問者、個人と組織が交わる場所として進化し続ける予定です。この「港まちベース」は、未来を切り拓く人材が育つ場となることを目指して、日々新しい挑戦を続けています。
946BANYA 施設情報
- - 住所: 北海道釧路市錦町2丁目4 釧路フィッシャーマンズワーフMOO 2F
- - 営業時間: 10:00〜18:00(メンバーシップ)
- - 定休日: MOOの定休日に準ずる
- - 電話番号: 070-3332-9460
利用希望や問い合わせ等については、営業時間内にご連絡をお待ちしております。