新たな創造空間ZOKZOK
2025-09-30 16:24:59

札幌に誕生した新たな創造空間「実験施設ZOKZOK」の魅力

札幌に誕生した新たな創造空間「実験施設ZOKZOK」の魅力



2025年8月、札幌市中央区に新しいアートの発信拠点「実験施設ZOKZOK」がオープンします。先日、この施設のお披露目イベントに約150名のアート・メディア関係者が集まり、大盛況で幕を閉じました。ZOKZOKの真の始動は、10月9日の「土偶の日」を予定しており、新たな文化の実験が始まります。

ZOKZOKの目指すもの



「実験施設ZOKZOK」は、アーティストやクリエイターが集まり、アート、ビジネス、教育、地域コミュニティが交差することで新たな価値を創出する場です。この施設は、アート・デザイン・テクノロジー・教育と地域経済の多様な領域を融合させ、創造的な連鎖反応「創造のエコシステム」を育んでいくことを目指しています。これは、持続可能な文化の地層を次世代へと引き継ぐための重要なステップとなります。

コアアーティストの紹介



ZOKZOKの運営に携わる4名のコアアーティストは、各フロアをプロデュースし、札幌から創造の波を広げる役割を果たします。

  • - 渡辺元佳(伊達市出身/東京在住) - パブリックアーティスト、総合ディレクター
  • - 茂呂剛伸(江別市出身/札幌在住) - 縄文文化を奏でる演奏家
  • - 石岡美久(東京都出身/札幌在住) - 著名アーティストの衣装を手掛けるファッションデザイナー
  • - 平原慎太郎(小樽市出身/川崎市・札幌市在住) - 振付家、ダンサー

お披露目イベントのハイライト



お披露目イベントではZOKZOKのコンセプトを体現する多彩なプログラムが展開され、来場者は特別な体験を楽しみました。1階の「実験室」では、ファッションデザイナーの石岡美久による体験型ランウェイが開催され、来場者は独創的な衣装を試着し、平原慎太郎の振付に合わせてポージングをしました。このように、プロのアーティストと来場者が一体となる即興的で創造的な空間が生まれました。

さらに、茂呂剛伸が主催する縄文文化交流会館では、縄文太鼓の演奏や土器づくりの体験が行われ、多くの参加者がこの文化に触れる機会を得ました。2階では、渡辺元佳がクリエイションラボ「とろける現代」を案内し、最新の技術を使ったアート制作の可能性を紹介しました。3階ではシルクスクリーン体験があり、参加者はZOKZOKのオリジナルグッズを制作しました。

来場者の声



イベントに参加したアートディレクターの端聡氏は、「これまでにない創造的な空間が北海道に誕生したと感じています」と述べ、ZOKZOKがもたらす新たな文化的潮流に期待を寄せました。また、公益財団法人札幌国際プラザの部長である荻麻里子氏は、ZOKZOKが地域と人々を結びつける重要な役割を果たすことを期待しています。

今後の展望



今後、ZOKZOKでは様々なプロジェクトが予定されています。10月9日には詳細が発表され、本格的な活動が開始されます。また、10月11日には地域連携イベント「ZOKZOK 実験マルシェ」を開催し、地元の新鮮野菜や縄文テーマのグッズが並びます。このイベントは交流の場としても重要な役割を果たし、ZOKZOKならではの「まちとアートの実験」を推進していく予定です。

ZOKZOKは今後も様々なアートやプロジェクトの実施を計画中です。興味のある方はぜひ公式サイトやInstagramをフォローし、最新情報をチェックしてください。新たな文化の実験を通じて、多くの人々が集まる場となることが期待されています。さらに、プロジェクトサポーターを広く募集し、多様な分野のアイデアや提案を歓迎しています。現代のアートと地域を結ぶこの新しい拠点から、今後の展望にますます期待が高まります。


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