新たな挑戦!北海道オープンイノベーションプログラム採択プロジェクトの全貌

北海道オープンイノベーションプログラムが新たに前進

北海道が誇るオープンイノベーションプログラム「Local Innovation Challenge HOKKAIDO 2025」の第3期プロジェクト採択が決定しました。このプログラムは、北の大地で地域の課題を解決するために、国内外のスタートアップと地元自治体・企業が協力するプラットフォームです。

新たに採択された6件のプロジェクト

今回新たに採択されたプロジェクトは、農業支援から観光戦略まで多岐にわたります。以下に、それぞれのプロジェクトの概要と目指す目標を紹介します。

1. 輝翠株式会社

所在: 宮城県仙台市
目的: 農業の人手不足と身体的負担の解消、効率的な農業経営の確立
実証先: 長坂果樹園（北海道岩見沢市）
内容: 農業用AIロボット「Adam（アダム）」を活用し、実際の農場での運用実験を実施します。地元農家の労力を軽減し、持続可能な農業を実現するための試みです。

2. 株式会社データビークル

所在: 東京都港区
目的: 観光戦略の科学的アプローチ
実証先: 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院
内容: 観光客を対象にアンケートを実施し、その結果を基に新たな観光戦略を作成し、北海道の観光業を強化します。

3. eMotion Fleet株式会社

所在: 東京都品川区
目的: EVの普及促進
実証先: 釧路町
内容: 公用車の走行データを分析し、EV導入に向けた運用提案を行います。寒冷地における電動車両の実用性向上を目指します。

4. 株式会社SAGOJO

所在: 東京都足立区
目的: 地域の人材不足解消
実証協力先: 帯広食べ歩き町株式会社
内容: 十勝の事業者と地域外からの人材をマッチングし、人手不足を解決。地域活性化と関係人口の創出を図ります。

5. LOOVIC株式会社

所在: 神奈川県横浜市
目的: バリアフリー体験の提供
実証先: 旭川市旭山動物園
内容: デジタル技術を活用し、訪れるすべての人々にとってユニークな体験を提供する「伴走体験」を実現します。

6. ShipMate株式会社

所在: 北海道札幌市
目的: 訪日外国人向けの国際発送の円滑化
実証先: ルスツリゾートホテル&コンベンション
内容: リゾート滞在中の外国人が国際発送を簡単に行えるようにするサービスを開発中です。

未来への期待

これらのプロジェクトは、地域の課題を解決するだけでなく、北海道の魅力を再発見し、持続可能な地域社会の構築に寄与することが期待されています。採択されたプロジェクトは今後、地元の自治体や事業者と共に実証実験を進めていきます。北海道の未来を切り拓く挑戦に目が離せません。

詳細やお問い合わせは、Local Innovation Challenge HOKKAIDO 2025の運営事務局まで。