フェアトレード紅茶プロジェクトが遂にお披露目
札幌市のIT企業、プロテック株式会社が新たに開始するフェアトレード紅茶の開発プロジェクトが、6月28日(土)と29日(日)に開催される「フェアトレードフェスタinさっぽろ2025」においてお披露目されます。このイベントでは、同社が製品化したフェアトレード紅茶の味わいを来場者にいち早く体験してもらい、さらに商品のパッケージデザインを来場者の投票によって決定します。
プロテック株式会社は、1987年に設立され、福祉関連のITシステムを専門に開発する企業です。創業以来、社会に貢献する企業としての責任を果たすべく、福祉分野での就労支援に力を入れてきました。このたびのフェアトレード紅茶開発プロジェクトは、福祉施設との連携を強め、社会参加の意味をさらに深める目的でスタートしました。
こだわりの紅茶とパッケージデザイン
今回お披露目される紅茶は、スリランカ産のディンブラとインド産のダージリンの2種類です。それぞれ80gで、ディンブラが1,120円、ダージリンが1,280円というリーズナブルな価格で販売されます。どちらの紅茶も、さまざまな香りや風味を楽しめる厳選された茶葉を使用しています。
また、パッケージデザインは、札幌市内の就労支援施設の利用者によって制作されたアートが採用されます。この取り組みは、障がいのあるアーティストに新たな表現の場を提供し、彼らの才能を社会が認知するきっかけとなることを目指しています。
社会貢献と持続可能性
プロテックのフェアトレード紅茶プロジェクトでは、福祉施設の利用者が製造過程に直接関与します。茶葉の計量や袋詰めなどの作業を通じて、「働く喜び」を実感し、社会に貢献しているという意義を強調しています。この取り組みを通じて、障がい者が自らの力で社会に参加できる仕組みを築くことを目指しています。
イベントでは、フェアトレード紅茶の試飲が行われ、来場者は紅茶を楽しみながら、意見を直接プロテックのメンバーに伝えることができます。投票によって決定されるパッケージデザインは、来場者にとって自分の選択が商品の顔を作る経験となります。
イベントの詳細
- - 日時: 2025年6月28日(土)11:00~17:00、29日(日)10:00~16:00
- - 場所: 札幌市民交流プラザ(北海道札幌市中央区北1西1) SCARTSモールA・B 出店ブース「エシカル・タイム」
- - 内容: フェアトレード紅茶のお試し販売(各30袋限定)、参加型のパッケージデザイン人気投票、プロジェクトに関する展示など
まとめ
このフェアトレード紅茶プロジェクトは、障がい者の就労支援、地域経済の活性化、エシカル消費の促進といった多くの側面で社会への貢献を目指しています。ぜひこの機会に、札幌の新たな取り組みを応援し、持続可能な消費の選択肢について考えてみてください。