マブチモーターとエスプールブルードットグリーンの連携によるサステナビリティ支援
マブチモーター株式会社がサステナビリティの推進に向けて新たな一歩を踏み出しています。これまでの取り組みを振り返り、エスプールブルードットグリーンの支援によって排出量算定に対する不安を解消した具体的なプロセスを詳しく見ていきましょう。
マブチモーターのサステナビリティ戦略
マブチモーターは、「国際社会への貢献」を経営理念に掲げ、小型直流モーターの製造・販売に特化した企業です。創業以来、「社会課題の解決」や「人々の安全で快適な生活への貢献」を目指し、サステナビリティの考え方が根付いています。1970年代から海外展開を行い、今ではモーター販売における海外比率が約90%に達したマブチモーターですが、最近では環境に配慮した経営が求められています。質の高いモーターをリーズナブルな価格で提供する企業として、環境問題にも積極的に取り組む姿勢が求められているのです。
専門的な支援の必要性
しかし、社内には排出量算定など最新の環境関連制度に詳しいメンバーが少なく、課題が存在していました。このような中で、マブチモーターはエスプールブルードットグリーンに支援を依頼することを決定しました。エスプールブルードットグリーンの専門的な知見により、TCFD開示の支援を受け、次第にLCA(ライフサイクルアセスメント)の算定も行えるようになりました。
マブチモーターの具体的な取り組み
マブチモーターの経営企画部サステナビリティグループのマネジャーである竹中さんは、エスプールブルードットグリーンの柔軟なサポートを評価しています。「まずは我々の状況に合った提案をしてくれたのが良かった。これまで独自に算定を進めていたが、適切な方法でレビューする必要を感じていたので、サポートを受け入れました」と竹中さんは語ります。
また、品質保証部のチーフクオリティエンジニアである寺嶋さんも、エスプールブルードットグリーンが提供する詳細なアドバイスの重要性を語っています。タスクを具体的に指示し、各プロセスを明示することで、マブチモーターはより計画的にサステナビリティに関する取り組みを進めることができました。
顧客へのスムーズな対応と社内の連携
さらに、同社がエスプールブルードットグリーンの支援を受けた結果、顧客からの質問にもスムーズに対応できるようになりました。これにより、顧客からは「きちんと取り組みが進んでいる」という印象を持たれるようになりました。業界の最新情報やGHG排出量に関しても、透明性のある開示を行ったことで、各ステークホルダーへの説明が充実しました。
今後の展望
マブチモーターは引き続き、サステナビリティに関する指標を重視し、企業全体での対応を進める方針です。このように、持続可能な企業経営を目指すマブチモーターの姿勢は、多くの企業にとっての見本となることでしょう。これからも、サステナビリティに取り組む企業としてさらなる発展を遂げることが期待されています。
企業情報
エスプールブルードットグリーンについて
- - 商号: 株式会社エスプールブルードットグリーン
- - 所在地: 東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル11階
- - 代表者名: 取締役社長 八林公平
- - 事業内容: 環境経営支援コンサルティング
- - 設立: 2011年11月