UCCジャパンが高校生と協力して進めるサステナビリティ教育
UCCジャパン株式会社が、札幌市に所在する北海道札幌月寒高等学校と協力して、環境に優しい持続可能な社会を考える探究学習プロジェクト「BEING ALIVE」を実施しました。このプロジェクトは、企業・NPO・行政が連携し、環境問題に関するリーダーを育成することを主な目的としています。
この探究学習は2024年9月から2025年2月までの期間にわたり、28名の高校生が参加し、14回にわたるワークショップを通じてサステナビリティについて学びます。特に、UCCや石屋製菓株式会社(ISHIYA)のサステナビリティ担当者との対話では、具体的な環境保全の取り組みが紹介され、生徒たち自身が実践的なアクションを考え、実施する機会が与えられました。
1. プロジェクトへの参加
プロジェクトは、一般社団法人SWiTCHの指導のもと実施されており、参加する高校生たちは外部講師との対話を通じて課題を深く考え、自らの興味に基づいて探求テーマを設定します。UCCはこのプロジェクトの中で、何が持続可能な社会に必要であるかを学ぶセミナーを提供し、社会的課題を解決するための視点と具体的な行動の重要性を伝えています。生徒たちは単なる知識の習得に留まらず、実際のアクションプランも考案し、環境問題を身近なものとして捉える力を養いました。
生徒の成長
この取り組みを通じて、生徒たちは以下のような力を身に付けました:
- - 環境問題を考える力:企業の具体的な取り組みを知ることで、自分たちの行動が与える影響を実感し、自らの行動を見つめ直すきっかけとなりました。
- - 解決力:企業の視点を学ぶことで、現実的かつ持続可能な解決策を具体化する技能を培いました。
- - 企画力と実行力:自身で課題を分析し、解決策を考えることで、実行に移す力が育まれました。
- - 知識を行動に:学びをまとめ、プレゼンテーションを行うことで、自分の考えをさらに深め、新たな気づきを得ました。
受講生の声
参加した生徒たちは次のように語っています。「環境問題について具体的に理解できた。企業がどういう取り組みをしているかを知ることができ、自分にもできることがあると感じた。」との声があります。啓発活動を通じて、学校全体の環境意識が高まる様子も伺えます。
2. サステナKIDS AWARDに参加
プロジェクトの一環として、UCCはSWiTCHが主催する「サステナKIDS AWARD in 札幌」にも参加しました。これは小・中・高校生に創造的な環境へのアプローチを促すコンテストで、UCCはSDGsセミナーの周知を目的にアイデアを募集しました。実際に、43作品ものアイデアが寄せられた中から、特に優れたアイデアには「UCCミッション賞」が贈られ、受賞者はコーヒーの苗木や特別なギフトカードを受け取りました。
3. まとめ
UCCジャパンの取り組みを通じて、高校生たちは環境問題への理解を深め、自主的に行動する力を育成していきます。このような教育の場が次世代のリーダー育成に寄与し、持続可能な社会の実現に向けて大きな一歩となることが期待されています。興味のある方は、ぜひ参加して未来を考える機会にしてみましょう!