子どもたちのための新しい図書館、開館へ向けたクラウドファンディング
2026年の夏、北海道大学のキャンパス内に「こども本の森 札幌・北大」という新たな図書施設がオープンします。この建物は、著名な建築家である安藤忠雄氏が設計したもので、未来を担う子どもたちが自由に本に親しむことができるスペースです。この施設は、札幌市と北海道大学の共同プロジェクトとして位置づけられており、地域における教育文化の向上を図るものでもあります。
クラウドファンディングで広がる支援の輪
本プロジェクトの実現に向けて、札幌市ではふるさと納税を利用したクラウドファンディングを実施中です。寄付者の特典も多彩で、5万円以上の寄付をしていただいた方の名前は、施設内の銘板に掲載されることが決まっています。また、100万円以上の寄付には、特別なデザインや文字の大きさの銘板が用意されます。これにより、寄付者の皆さんには、直接的な形での感謝の意を表すことが可能となります。寄付は2026年2月28日まで受け付けており、目標金額は500万円です。
読書の魅力を育てる場所
安藤氏は、子どもたちに読書を通して感性と創造力を高めてもらいたいという想いから、この「こども本の森」を設計しました。自由に絵本や児童書に触れることができるこの場所は、まさに子どもたちの成長をサポートする場として機能します。また、施設では定期的に読書イベントやワークショップも行い、子どもたちの興味をさらに引き出す取り組みがなされる予定です。
安藤忠雄氏からのメッセージ
安藤忠雄氏は、「Boys, be ambitious」というクラーク博士の言葉にインスパイアされ、北海道の地でこどもたちが将来への大きな夢を描けるような環境を整えることが必要だと語っています。彼は、「ここから明日の世界へと飛び立つこどもたちが一人でも多く育ってほしい」と願いを込めています。
未来を作るための一歩に
子どもたちのためのこの新たな図書施設は、近い将来、彼らの知的好奇心を育む重要な場となることでしょう。ぜひ未来の子どもたちのためにご支援を頂ければと思います。安藤忠雄氏の創造した「こども本の森 札幌・北大」で、多様な本との出会いを通じて、次世代の才能が飛躍することを心から願っています。詳細な寄付に関する情報は、
ふるさとチョイスをご覧ください。