4社共同リサイクル
2025-02-13 12:43:13

低炭素社会に向けた新たな一歩!4社が連携した紙カップリサイクルプロジェクト

4社連携による紙カップリサイクルの取り組み



環境問題が叫ばれる中、企業が一丸となって取り組む低炭素・資源循環型社会への道が、新たに一歩進みました。王子ホールディングス株式会社、日本マクドナルド株式会社、日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社、タリーズコーヒージャパン株式会社の4社は、2025年1月30日より共同で紙カップの回収とリサイクルを開始します。

このプロジェクトは、東京都内の近接した店舗から出る使用済み紙カップを定期的に回収し、王子ホールディングスがその紙カップを処理、ペーパータオルへとリサイクルするものです。基本の回収は、今後年間約12トンを見込んで行われ、最終的には約60トンにまで拡大することが期待されています。この取り組みは、日本国内での紙カップリサイクルの中でも大規模な試みとなるでしょう。

環境意識の高まりの背景


近年はサーキュラーエコノミー(循環経済)への関心が急増しています。特に、使用済み製品を原材料として再利用するマテリアルリサイクルは、持続可能な社会の実現に不可欠です。従来、紙カップは耐水性のためプラスチックラミネートが施されており、古紙としての回収が困難だったため、大半が焼却処分されていました。

王子ホールディングスは、この問題を解決するために、独自の技術を開発しました。汚れや臭いのついた使用済み紙カップを破砕し洗浄することで、紙製とプラスチックを分け、繊維分であるパルプを効率的に回収するのです。これにより、多くの使用済み紙カップのリサイクルが可能になりました。しかも、各参与企業は個別にリサイクルを行っていましたが、このたびの連携により、より効率的な廃棄物削減が期待されています。

共同回収の実施店舗


具体的には、以下の店舗で共同の紙カップ回収が行われます。
  • - マクドナルド浅草店
  • - ケンタッキーフライドチキン浅草店
  • - タリーズコーヒー浅草新仲見世店

これらの店舗から回収された紙カップは、集積地点に集められ、王子ホールディングスによって処理されます。再生されたペーパータオルは、店舗での使用に再利用される予定です。

知見の共有と将来の展望


本取り組みを通じ、4社はリサイクルの実施方法について持つ知見や経験を共有し、協力して進めていきます。また、今後も賛同する企業や団体の参加を促進し、さらなる規模の拡大を図るとともに、低炭素・資源循環型社会への貢献を目指すとのことです。

持続可能な未来を実現するための一歩として、この4社の取り組みは非常に重要です。私たちもこのプロジェクトに注目し、リサイクルに参加することで貢献していけると良いですね。

お問い合わせ先


この件に関する詳細は、タリーズコーヒージャパンの公式ウェブサイトやお客様相談室にお問い合わせください。電話受付は平日の午前10時から午後4時まで行われています。

ぜひ、私たち一人一人が積極的にリサイクルに参加し、持続可能な社会を一緒に作っていきましょう。


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