SAPP‿RO再エネ
2025-02-10 10:45:20

2025年に向けたSAPP‿RO再エネ共同購入プロジェクトが始動!

新たな一歩を踏み出す「SAPP‿RO再エネ共同購入プロジェクト」



2025年10月に供給を開始する「SAPP‿RO再エネ共同購入プロジェクト」は、再生可能エネルギーの利用を促進するために札幌市と株式会社エナーバンクが協力して実施します。このプロジェクトは、札幌市が掲げる「ゼロカーボンシティ」の目標達成に向けた重要な施策の一つです。

離れた未来に向けた確かな取り組み


本プロジェクトは、エナーバンクが開発した電力リバースオークション「エネオク」を活用し、札幌市内の事業者が再エネ電力を共同で購入できる仕組みを提供します。リバースオークション制度は、複数の電力事業者が入札し、市場競争のもとで最もコストパフォーマンスに優れた電力契約を結ぶことが可能です。これにより、企業は環境貢献と電気代のコスト削減を同時に実現することが期待されます。

過去の実績と今後の展望


2022年以降、原油価格の急激な高騰が影響し、電気料金が上昇する中で、エナーバンクは既にリバースオークションを通じて、地域の企業が安価に再生可能エネルギーの電力を調達できる実績を上げてきました。最近では、電力市場の価格が落ち着いてきており、競争環境が電気料金の引き下げを可能にしています。

札幌市では、2030年までに市内の電力消費量に占める再生可能エネルギーの割合を50%に引き上げるという高い目標を設定しています。この目標を達成するために、2022年に「再生可能エネルギー電力の利用促進に関する協定」が締結され、共同購入プロジェクトを通じた支援の道筋が整いました。

参加することのメリット


参加する事業者には、さっぽろ再エネ電力認定・公表制度に基づき、認定証が交付され、取り組み事例が札幌市の公式ホームページで紹介される特典があります。この制度を利用することで、企業の環境に対する配慮を広くPRし、ブランドイメージの向上を図ることができます。

電力調達の新しい形


電力リバースオークション「エネオク」を利用することにより、企業は他社の入札価格をチェックしながら自身の入札を調整できます。これにより、最適な価格で再エネ電力を調達するチャンスが広がります。また、最近の電力市場は複雑さを増しているため、デジタルソリューションを駆使して電気料金体系に柔軟に対応し、安定した調達をサポートする体制も整えています。

今後の進め方と相談の推奨


プロジェクトに関心のある事業者は、2025年2月17日に開催されるWEB説明会に参加することをお勧めします。専門のスタッフが具体的な疑問にお答えし、個別相談にも対応しています。詳しい申し込みについては、エナーバンクの専用サイトから行うことができます。

お問い合わせ窓口


本プロジェクトに関するお問い合わせは、専用ウェブサイトから可能です。地方自治体や小売電気事業者、民間事業者向けの窓口が整備されており、気軽に相談できる環境が整っています。

この共同購入プロジェクトは、企業の脱炭素化や持続可能な経営に向けた一歩を支援します。環境配慮とともに、経済性を追求し、持続可能な未来のために一緒に取り組んでいきましょう。


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