自分らしさを大切にしたハンドケアの活動
北海道で行われている『ソシオリラクゼーション』は、特に高齢者や障がい者、そして闘病中の方々に向けた温かなハンドケアを提供する取り組みです。このサービスは、フランス発祥のソシオエステティックの理念に基づいており、心と身体の両面からの癒しをきっかけに、自分らしさを再発見することを目的としています。
この活動は、デイサービスなどの高齢者施設を中心に広がっており、2025年の設立から2026年6月までに、札幌市や美幌町、網走市を含む多くの地域で、延べ366名の方々に提供されてきました。具体的には、ハンドケアやヘッドケアを約15分行い、その間に利用者のお話をお聞きし、心の声に応えることを大切にしています。
ご自分らしい時間を
『ソシオリラクゼーション』では、利用者が年齢や病気、障がいを超えて、自分のことを思いやってくれる存在が近くにいることを大切にしています。心の寄り添いを通じて、利用者は安心感や社会とのつながりを感じながら、自分らしい時間を過ごすことができるのです。
このサービスは、身体が求めるケアだけでなく、心の安らぎも同時に提供します。利用者からは、「この時間が待ち遠しい」との声も多く、訪問のたびに顔を見せることで安心や期待感を生んでいます。
中園めぐみの闘病経験
この取り組みを立ち上げた中園めぐみ氏は、自身が21歳の時に卵巣がんを経験したことが大きな原点です。闘病の中で感じた「自分らしくいられる時間」の重要性が、彼女の活動への情熱を与えています。「病気を治すだけでなく、その人の笑顔や好きなことを失わせたくない」という思いが、この活動の核となっています。
第三者の安心感
『ソシオリラクゼーション』は、撫でるようなハンドケアを通じて、利用者との信頼関係を築いています。利用者の中には、家族や職員以外の第三者との関わりに安心感を見出す方もおり、こうした関係性が自己肯定感の向上にも寄与しています。この活動を通じて、より多くの人々が安心して自己表現できる時間を持てるよう、私たちは努力しています。
支える人へのケアも
さらに、活動から見えてきたのは、支える側に対するケアの重要性です。障がいを持つお子さんの親や、介護を行う家族、福祉・医療に関わるスタッフたちも、しばしば自分を後回しにしてしまいます。そんな彼らにも、安心できる時間を届けることを大切にしています。実際、「久しぶりに肩の力が抜けた」といった声が寄せられています。
未来へ向けて
今後は、医療現場での訪問ケアを強化し、新たな支援の形を広めていく計画です。闘病中の方々や医療・福祉関係者に向けて、『触れること』と『対話』がもたらす心の支えの価値を伝えていきたいと思っています。
「年齢や病気、障がいにかかわらず、誰もが安心して自分らしく生きられる社会を築きたい。」私たちは、北海道を拠点に、その活動をさらに広げていきます。
詳細な情報は協会のホームページやSNSをぜひご覧ください。
協会ホ ームページ:
sociorelaxation.com
Instagram:
@socio_relaxation
代表中園のInstagram:
@sociosapporo