ユニバーサル自動ドア導入
2025-02-07 13:40:48

地域密着型商業施設「minanoba 相模原」初のユニバーサル自動ドア導入

スマートフォン連携ユニバーサル自動ドアの導入



東京建物が新しく展開する地域密着型商業施設「minanoba 相模原」に、日本初となるスマートフォン連携のユニバーサル自動ドア「ミライロドア」が導入されることが発表されました。この革新的なドアは、すべての人々に優しいアクセスを提供するために設計されています。

「ミライロドア」とは?



「ミライロドア」は、特に高齢者や障害を持つ方、また子育て中の家庭など、多様な利用者のニーズに配慮した自動ドアです。このドアは、ユーザーが近づくとスマートフォンと連携し、自動的に開閉します。この機能により、身体的な負担を軽減し、スムーズな出入口を実現します。

特に注目すべきは、以下のような多機能性です:
  • - 音声ガイド:視覚的にアシストが必要な方に向けて、ドアの開閉状況を音声でお知らせします。
  • - 自動調整機能:車椅子やベビーカーを使用している方々のために、開放時間や開閉速度を適宜調整し、安全な通行を保障します。

このユニバーサル自動ドアを利用するためには、スマートフォンアプリ「ミライロID」をダウンロードする必要があります。このアプリは、障害者手帳をデジタルに管理できるもので、必要なサポートをカスタマイズして提供します。

「minanoba 相模原」の誕生



「minanoba 相模原」は、幅広い世代のニーズに応えるために設計された商業施設で、スーパーマーケットやドラッグストア、クリニック、子育て支援の店舗など、地域コミュニティの中心としての役割を果たします。エントランスには2台、屋上駐車場の入口には1台のミライロドアが設置され、安心して店舗を利用できる環境が整えられました。

この施設の設計は「暮らしのインフラ」をテーマにしており、地域住民の安全と快適さを最優先しています。ミライロドアの導入は、まさにこの理念を実現するための一環です。

先進技術の結集



ミライロドアの導入は、株式会社ミライロ、フルテック株式会社、株式会社ハウディの3社が協力して開発した成果です。それぞれの得意分野を活かし、エクセレントなアクセシビリティ技術、最新の自動ドア技術、そしてIoT技術が融合しました。これにより、既存の自動ドアにも容易に取り付け可能であり、コストを抑えつつも先進的なサービスを提供することができます。

皆で支えるインクルーシブな社会



フルテックの古野元昭副社長は、ミライロドアの開発にあたり、障害を持つ方々からの貴重な意見が大きな助けとなったと語っています。このように、利用者の実際の声を反映した開発は、今後の自動ドア技術に新たなスタンダードを打ち立てるかもしれません。東京建物の長谷山隆史商業事業部長は、日常的に利用できる「暮らしのインフラ」としての施設を目指して今後も取り組んでいく意向を示しています。

まとめ



今後も「minanoba 相模原」と「ミライロドア」が協力し、すべての人々が快適に過ごせる空間を提供し続けることを期待しています。地域におけるコミュニティの重要性が再認識される現代において、こうした取り組みは非常に意義深いものであり、インクルーシブな社会実現への第一歩となることでしょう。


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