COCOSTYLE株式会社が目指す新たな組織文化の形成
北海道札幌市に本社を置くCOCOSTYLE株式会社は、結婚式を主軸にしたウエディングのプロデュースを行う企業です。この度、同社は河原あずさ氏を新たにChief Emotional Quotient Officer(CEQO)に迎え入れました。これは、「感情をプラスの力に変える」というビジョンを持つPotage株式会社の代表でもある彼女が、組織内で感情知性(EQ)を基盤とした新たなチーム作りを進めるための重要なステップです。
COCOSTYLEの理念と背景
COCOSTYLEは、人生の大切な瞬間である結婚式を多様な形でプロデュースし、「自分らしく生きることを楽しみながら人生を歩む人が、世の中に溢れる」という理念を掲げ、結婚式のプロデュース、コンサルティングから、キャリア支援までを幅広く手掛けています。特徴として、女性スタッフが中心となり、全国7拠点以上からフルリモートで運営することで、生活スタイルの変化にも柔軟に対応できる体制を整えています。
しかし、フルリモートという働き方には、スタッフ同士の相互理解が難しいという課題もありました。そこで、河原氏の就任によって、EQ診断の導入をはじめとする社内研修を通じて、チーム内での感情理解を深めることを目指します。
CEQOの役割と期待
CEQOとしての河原氏は、感情知性を高めるための様々な施策を展開予定です。感情の可視化を図るEQ診断を活用し、チームのメンバー同士が建設的にコミュニケーションをとれる環境を整備します。これにより、個々の感情的な強みを生かしながら、しなやかで変化に強い組織文化を醸成していくことを狙います。
河原氏は、「感情を正確に認識し活用できることが、成果を生む組織にとって不可欠」と語ります。特にポストコロナの時代には、異なるバックグラウンドを持つメンバー同士のコミュニケーションが管理職層にとって重要な課題となっており、感情知性を活用することで、心理的安全性の高い組織環境を築く必要性があるとされています。
組織文化の変革に向けて
COCOSTYLEは、これまでも感情知性に基づく組織づくりに取り組んできました。結婚式のプロデュースにおいて感情の理解は欠かせない要素です。河原氏の就任は、COCOSTYLEが「感情を取り扱うプロフェッショナル集団」としての第一歩となります。
今後、スタッフ一人ひとりが感情知性を体得し、それをお客様やクライアントに還元できるような組織作りを目指します。荒井さやか代表も、「感情との向き合い方を学ぶことで、社内エンゲージメントが向上する」と期待を寄せています。
「感情を強みに変える」新たな挑戦
これからのCOCOSTYLEは、河原氏のリーダーシップのもと、感情を活用した組織づくりを進めていきます。これによって、私たちのビジネスはもちろん、社会全体に波及するポジティブな変化を創出していくことでしょう。今後の取り組みにご注目ください。