赤レンガ建築賞2023
2025-12-26 17:13:09

令和7年度北海道赤レンガ建築賞の受賞作品が発表されました!

令和7年度北海道赤レンガ建築賞の受賞作品



2023年度の北海道赤レンガ建築賞と同奨励賞が発表され、地域社会に貢献する新しい建物が評価されました。この賞は昭和63年に創設され、道内に新たに建築された建物の中で、竣工から特に活用されている4年以内のものが対象となっています。

受賞作品とその背景



今年は、合計20件の応募の中から受賞作品が選ばれました。最も名誉ある「北海道赤レンガ建築賞」を受賞したのは、小清水町防災拠点型複合庁舎『ワタシノ』です。この施設は2023年3月に竣工し、小清水町の地域活性化と防災機能の向上を目的に設計されました。設計を手掛けたのは、株式会社アトリエブンクと株式会社山脇克彦建築構造設計で、この作品は地域のニーズに応えるために多機能な使い方ができることが特長です。施工は北興・早水・斜里JVとエスケー・富樫JV、そうけん・東海林・長屋JVが担当し、地域の協力を得て完成しました。

小清水町防災拠点型庁舎『ワタシノ』
撮影:(c)Ikuya Sasaki

建築奨励賞受賞作品



次に、北海道赤レンガ建築奨励賞には二つの作品が選ばれました。1つ目は、2024年に竣工予定の『東神楽町複合施設はなのわ』です。この施設は、地域のコミュニティ活動をサポートするために設計され、市民が集う温かみのある空間を提供します。設計チームは、株式会社藤本壮介建築設計事務所とドーコン・創明建築設計事務所のジョイントベンチャーで構成されています。

2つ目の受賞作品は、株式会社ルピシアトレーディングが新たに建設した『LUPICIAニセコヴィレッジ新本社棟』です。この本社は観光地ニセコに位置し、エコデザインや地元文化と連携した設計が施されています。設計は有限会社ナスカが行い、施工は大成建設株式会社札幌支店が担当しました。

LUPICIAニセコヴィレッジ新本社棟
撮影:淺川 敏

表彰式のご案内



受賞作品の栄誉を称える表彰式は、2026年1月22日(木)13時30分から、北海道庁の旧本庁舎(赤れんが庁舎)2階Aホールで行われる予定です。受賞者をはじめ、多くの関係者や市民が集まり、地域への貢献に感謝の意を表する場となります。

お問い合わせ



この件に関するお問い合わせは、北海道建設部住宅局建築指導課までご連絡ください。

  • - 電話: 011-204-5577

これらの受賞作品は、今後も地域に多くの影響を与え続けていくことでしょう。その創造性と実用性が、北海道の未来を明るく照らしてくれることを期待しています。


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