香港映画『ラブ・ライズ』特別試写会
2023年7月7日、香港映画『ラブ・ライズ』(原題:我談的那場戀愛)の日本語字幕版完成披露試写が、札幌市のSapporo Business HUBで行われました。このイベントには、監督のホー・ミウケイ(何妙祺)が特別ゲストとして参加。上映を前に、ホー監督、札幌フィルムコミッションのリ・カイ(李嘉兒)氏、撮影コーディネーターの佐藤悠輔氏が登壇し、報道関係者や地元エンタメ関係者34名が集まりました。
運命的な日付
驚くことに、試写会の開催日は2023年の札幌での撮影がクランクアップを迎えた日と一致しました。ホー監督はこの運命的な符合について「運命だと思っています」と語り、特別な感慨に浸りました。
トークセッションの内容
上映前に行われたトークセッションでは、約二週間に渡る札幌での撮影の裏話が語られました。リ氏は、香港フィルマートでの札幌誘致の経緯を明かし、短期間での撮影実現が如何にして可能だったのかを紹介しました。「3月に誘致して、6月には撮影が始まった。このスピード感は異例です」とリ氏が説明すると、参加者からは驚きの声が上がりました。
佐藤氏によると、約10日間の撮影が行われ、札幌市電では旧型車両を貸し切り、その撮影は海外作品としては過去最長となったとのこと。また、狸小路商店街での夜間撮影では、商店組合との調整が難航し、時間との戦いであったことも語られ、日本の制作環境の厳しさを物語っていました。特に、クライマックスのダンスシーンは現場でのアイディアで生まれたとのエピソードも披露されました。
Q&Aセッション
114分の上映後には、Q&Aセッションが行われ、ホー監督が観客からの質問に丁寧に回答しました。札幌市電の撮影シーンの意図については、当初はJRでの撮影を計画していたものの、市電の雰囲気が二人の距離感にぴったりであることを実際の撮影で確信したと説明しました。また、雪の札幌ではなく新緑の季節を選んだ理由についてもコメントし、映画の明るい雰囲気を優先したと明かしました。
最後には、札幌市民に向けて感謝の言葉を述べ、会場を暖かい拍手で包み込みました。
フォトセッションと記念品
イベントの締めくくりとして、監督と登壇者たちとのフォトセッションが行われ、参加者には香港公開時のポスターがプレゼントされました。このポスターには、作品の重要なシーンが描かれており、参加者にとって特別な思い出となったに違いありません。
公開に向けたプロモーション
映画の公開に向けて、札幌市営地下鉄の駅構内にてプロモーションが行われ、タイアップポスターが掲示される予定です。また、市内で上映される予告編も準備されており、地域からの応援が期待されています。
『ラブ・ライズ』は、9月4日から全国公開予定です。この機会にぜひ、札幌の美しい風景が生き生きと描かれた作品を楽しんでください。