札幌市にWoltが導入する「デリバリーなのに店頭価格」とは?
2025年4月7日(月)、札幌市エリアで新たなデリバリーサービス、Woltによる「デリバリーなのに店頭価格」が始まります。このサービスの大きな魅力は、デリバリー商品の価格が店舗の店頭と同じだという点です。
一般的にデリバリーサービスでは、価格が店頭価格よりも高く設定されがちです。日本では、デリバリーに係るコストを上乗せする商慣習が根強く残っています。しかし、Woltはこの慣習を見直し、消費者がより気軽にデリバリーを楽しめるようにすることを目指しています。
近年、物価の上昇が続き、特に米や野菜などの生活必需品の価格が急騰しています。このような状況の中、小さなお子様を抱える家庭や、高齢者で外出が難しい方々が増えていることも考慮されており、Woltはそのニーズに応えるためにこの施策を実施します。
札幌市内のWolt加盟店では、取り組みが始まった時点で120以上の店舗が参加予定です。利用者はWoltのアプリやウェブサイトを通じて、参加店から料理や食料品、日用品を、店舗と同じ価格で簡単に注文できます。商品は約30分で自宅に届けられるため、忙しい日常にもぴったりです。
対象店舗はアプリ内で「店頭価格」として明示されています。サービスの意義は、地域の消費者に対して手頃にデリバリーを提供し、買い物や外食の選択肢を広げることです。たとえば、札幌市中央区にある「北海道らーめん 奥原流 久楽」や「でか盛り海鮮問屋 すすきの店」、他にも数多くの飲食店が参加しています。
また、Woltはその運営を通じて、地域との協力関係を強化し、地域社会全体の生活をより良いものにしていくことを目指しています。今後も新たな店舗の参加が増えることで、札幌市のデリバリー市場に新たな風を吹き込むことが期待されています。
Woltについてのご紹介
Woltは2014年に設立された企業で、ヘルシンキを拠点に世界31か国で展開しています。地域の人気レストランやショップの商品を、迅速に配達するサービスを提供し、日常生活に便利さをプラスしています。Woltが目指すのは、テクノロジーを駆使して地域に密着したデリバリーサービスとして、常に進化し続けることです。
今回の「デリバリーなのに店頭価格」は、新たな消費文化を北海道に根付かせる一歩なのです。