NINAITEとSOUSHIN、建設業界への新たな挑戦
株式会社NINAITEと株式会社SOUSHINホールディングスは、資本業務提携を結びました。この提携により、両社は建設業界の人手不足という深刻な課題に対し、外国人材の採用から定着に至るまで多角的に支援していくことを目的としています。
提携の背景
建設業界では、高齢化や技術者不足が影響し、人手が著しく不足しています。ここに目をつけたNINAITEは、2019年の制度スタート以来、特定技能の外国人材を対象に、採用や在留管理のサポートを行ってきました。一方のSOUSHINは、建設だけでなく、不動産やバックオフィス事業にも取り組んでおり、地域社会への貢献を重視した運営を行っています。両社の提携は、これらの経験を融合させ、外国人材の受け入れを円滑に行うための新たな試みとなります。
具体的な取り組み内容
両社の連携によって、外国人材が定着し、長期間にわたって活躍できる環境を整えることが目指されています。提携により、SOUSHINが培った建設現場の知識とNINAITEの外国人材への支援のノウハウを組み合わせ、具体的な受け入れ体制を構築することになります。単に「採用して終わり」ではなく、外国人材が地域に根付き、地域や企業との信頼関係を築いていくことが求められます。
特に、両社が注視するのは「信用」の可視化です。NINAITEは、個々の外国人材の過去の就労実績や歩みを事前に可視化し、企業や地域社会が安心して受け入れられるような仕組み作りに注力しています。このプロセスを経ることで、地域における受け入れの土台がしっかりと築かれていくことが期待されます。
今後の展望
両社は、北海道・札幌を拠点にまずは成功事例を作り上げることを目指しています。その後、地域ごとまたは企業ごとの特性に応じたアプローチを展開し、建設現場を起点に外国人材が地域社会に溶け込み、住民と共に生活し働ける環境を整えていく予定です。この提携は、地域社会に対して持続可能な影響を与えることを目指しているのです。
代表者のコメント
岡田 吉伸(株式会社SOUSHINホールディングス 代表取締役)
「我々は、人手不足の根本的な原因は単に人が不足しているのではなく、産業自体が不足していると捉えています。このため、地域に新たな仕事と産業を生むための町づくりに取り組んでいます。また、外国人材の受け入れも、この取り組みの一環として位置づけています。」
横山 三四郎(株式会社NINAITE 代表取締役)
「私たちは常に現場の声を無視せず、個々の外国人材と向き合ってきました。彼らが日本で安心して働き、地域に信頼される存在になること。これを建設業の現場で実現したいと考えています。