SHIROが推進する多言語接客スキル認定制度の展望と効果
株式会社シロは、その展開するコスメティックブランドSHIROが、世界の市場に進出していく中で重要な役割を果たす「多言語接客スキル認定制度」を強化しています。この制度は、外国人観光客の増加に対応し、より良い顧客体験を提供するために設けられました。
グローバル化に向けた取り組み
SHIROは2016年にロンドン進出を果たして以来、アジアを中心とした海外市場への拡大を着実に進め、現在では韓国や台湾、香港、イギリスに店舗を展開しています。特に、外国人客の利用が増加しており、2025年度には全体の20%を超える見込みです。このような背景の中、SHIROは自社の成長のためには国際的な視点が不可欠であると認識し、特に「人材」の育成に力を入れることにしました。
多言語接客スキル認定制度とは
この制度は、スタッフが多言語で対応できる能力を育成するためのもので、外部講師によるレッスンと試験を通じて、基礎から応用までのスキルを段階的に学ばせます。具体的には、無料のオンデマンド講座と集中的な「英会話ブートキャンプ」を提供。後者では、学習のほとんどを会社が負担し、個別フィードバックを介してスキルを磨くことができます。
1. オンデマンド講座と英会話ブートキャンプ
オンデマンド講座では、短い動画での語学学習が可能で、日常的な接客英会話を手軽に学べます。一方、「英会話ブートキャンプ」では、実際の接客をシミュレーションし、コミュニケーション能力を高めることを目指します。これにより、スタッフは短期間で効果的にスキルを向上させることができます。
2. 認定試験
認定試験では、外部の講師が顧客役となり、実際の接客スタイルでスキルチェックが行われます。SHIROの商品に関する知識はもちろん、ブランドの理念を英語で適切に伝える力が求められます。この試験はオンラインで実施され、受講者には後日講師からのフィードバックが提供されるため、自らの課題を認識する良い機会となります。
3. 認定スタッフへの手当
認定を受けたスタッフには、外国人客への適切な対応に対する期待を込めて、月額10,000円の手当が支給されます。今後は、認定を受けたスタッフを外国人客の多い店舗に配置転換し、実践を通じたスキルの定着を図ります。
現状と未来の計画
2025年10月から本制度がスタートし、最新の試験実施率は店舗スタッフ544名中36名と約7%に留まっていますが、2026年内には10%、2028年には30%を目指す計画です。この成長により、SHIROは多様な顧客ニーズに応えられる組織を作り上げることを目指しています。
今後の展望
現在は英語に特化していますが、今後は韓国語や中国語にも制度を拡大する計画があります。シロは、「社員の成長が企業の成長」という観点から、社員育成にますます力を注ぎ、ドメスティックからグローバルへと伝えていく姿勢を持って、進化を繰り返していくのです。
まとめ
このようにSHIROの多言語接客スキル認定制度は、国内外から訪れる多様なお客様に向けたサービス向上の道を拓く第一歩です。接客のプロとしての自信を持つスタッフが増えることで、SHIROは“世の中をしあわせにする”という理念の実現に向かって邁進し続けます。今後もこの取り組みに注目し、SHIROのグローバルな進展を見守りたいと思います。