吉野家が「Tokyo Pride 2025」に初参加
吉野家ホールディングスが、6月7日と8日の両日、代々木公園で開催された「Tokyo Pride 2025」に協賛し、移動販売車の「オレンジドリーム号」と「オレンジドリーム号・匠」を初めて出店しました。「Tokyo Pride」は、アジア最大級のLGBTQ+関連イベントとして知られており、本社のある東京での開催は多くの注目を集めています。
会場には多くの来場者が集まり、活気に満ち溢れた空間で「オレンジドリーム号」はたくさんの人に立ち寄っていただきました。販売されたのは、定番の「牛丼」やサクサクの「から揚げ」で、特別仕様のオリジナルパッケージで提供され、お客様から好評を得ました。さらに、イベント限定のオリジナルシールを配布するなど、お客様との交流を深める工夫も盛り込まれました。
当社が初めてこのプライドフェスティバルに参加した理由は、Tokyo Prideの「すべての人が平等な権利を持ち、尊重される社会の実現を目指す」という理念に共感したからです。グループ人事本部の人事推進部が立ち上げた提案を受けて、社員が自主的に集まり、イベントの企画や準備、当日の運営を一体となって支えました。これにより、普段の業務とは異なる新しい経験を通じて、チームワークの重要性を再確認しました。
吉野家では、経営理念として「For the People」を掲げており、個々人にしか生み出せない価値を重要視しています。多様性と個性の尊重を基本とし、従業員一人ひとりが仕事にやりがいと喜びを感じられる環境を整えることに努めているのです。このような取り組みは、変化するお客様のニーズに迅速に対応する力を拓き、新たなイノベーションへとつながります。
今後も吉野家は、個々の多様性や個性を尊重し、全ての従業員が信頼関係を築きながら、いきいきと活躍できる職場環境を育んでいくことを目指しています。また、様々な背景や価値観を持つ方々に寄り添いながら、多様性への理解を更に深めていく意向も抱いています。国内各地でのプライドイベントへの参加を通じて、多様性尊重の普及活動にも積極的に取り組んでいくでしょう。
このような吉野家の取り組みが、世の中の理解を促進し、いっそう多様な社会を築く一助となることを願っています。私たちも、今後の活動を通じて、引き続き注目していきたいと思います。