ニッテン、スズラン印の新デザインを発表
日本甜菜製糖株式会社(通称ニッテン)が、同社の食品ブランドである「スズラン印」の新しいロゴマークを発表しました。このリニューアルは2025年10月20日から実施され、ブランドイメージを強化するための重要なステップです。1962年以来使用されてきた現行のロゴからの大きな変更を通じて、ニッテンは市場への積極的なアプローチを具現化しようとしています。
新ロゴの特徴
新たなロゴマークでは、視認性やデバイス適応性の向上、さらには色覚多様性への配慮がなされています。また、ニッテンのブランドDNAであるスズランを見つめ直し、より躍動感のあるデザインに進化しています。キーカラーの「ニッテンブルー」は、北海道の自然を反映した清廉で純粋なイメージを持ち、青空や雪解けの水を想起させるものです。
さらに、「Nitten」という文字は、ドイツの書体「DIN」を基にしたオリジナルフォントで、柔らかさを兼ね備えた丸いフォルムが特徴となっています。この新たなデザインは消費者に親しみやすさを与え、新たなブランドの価値を高めることを目指しています。
スズラン印の日とは?
リニューアルの発表日にも意味があります。10月20日は「スズラン印の日」として定められており、1962年にてん菜糖製品のデザインが統一された日です。この日を選ぶことで、ニッテンの長い歴史とブランドへの信頼感を再確認する機会としています。
ニッテンの使命と歴史
日本甜菜製糖株式会社は1919年に創業し、北海道の畑から新鮮なてん菜を用いてさまざまな製品を製造・販売してきました。国産糖業界のトップ企業として、食品だけでなく、農業資材や不動産など、幅広い分野に事業を展開しています。地域社会との結びつきを大切にしながら、100年以上にわたり国産糖の供給を支えてきました。
「畑から、食卓へ。てん菜から広がる可能性を見いだし、人と環境にやさしいものづくりで、北海道、そして日本の未来に貢献します。」という企業のパーパスを掲げ、それを実現すべく日々努力を重ねています。
まとめ
新しい「スズラン印」は、ニッテンが北海道の豊かな自然とともに歩んできた歴史を感じさせ、未来への希望を持たせるデザインです。これからもニッテンの製品が私たちの食卓にどのように貢献していくのか、その変化に注目です。新ロゴと共に、このブランドがどのような物語を紡いでいくのか、楽しみにしましょう。