山のダイゴミプロジェクト受賞
2025-02-05 11:56:52

内田洋行の「山のダイゴミプロジェクト」がウッドデザイン賞2024を受賞

内田洋行の受賞プロジェクトで地域貢献を目指す



内田洋行グループは、2024年のウッドデザイン賞において「山のダイゴミプロジェクト」が林野庁長官賞を受賞したことを発表しました。このプロジェクトは、宮崎県の未利用材を積極的に利用して地域と都市を結ぶ取り組みで、今後も福祉や環境保護といった幅広いテーマに取り組んでいく予定です。

山のダイゴミプロジェクトの概要



山のダイゴミプロジェクトは、宮崎県の森林産業において生まれる無駄材を「ゴミ」ではなく、製品として市場に流通させることを目的としています。このプロジェクトでは、専門のデザイナーと地域のプレイヤーが協力し、100点以上の試作品が製作されました。さらに、消費者に向けて林業ツアーを実施し、地域の魅力と木材の価値を伝えることも重視しています。

2022年度から2025年度にかけての3年間にわたり、地域振興の一環として実施されるこのプロジェクトは、宮崎県の「森林産業イノベーション人材創出モデル事業」の一環であり、内田洋行とパワープレイスが中心となってプロジェクトを進めています。

展示会「山のダイゴミ展」の開催



「山のダイゴミプロジェクト」の取り組みが実際に形となり、2025年1月31日から4月13日まで無印良品 銀座にて「山のダイゴミ展」が開催されます。この特別展では、プロジェクトの成果や、未利用材を利用した新しい可能性について展示される予定です。入場は無料で、誰でも気軽に訪れることができます。

地域との連携と木育活動



内田洋行は、北海道支店においても地域との連携を大切にしています。具体的には、地元の教育機関である美専学園との共同プロジェクトを通じた木製屋台の設計活動が行われており、これにより地域住民との交流や、次世代を担う学生たちに貴重な経験を提供しています。

2023年7月には「ウチダの木育ひろば」イベントを開催し、ワークショップを通じて木育の重要性を地域住民に伝えました。こうした活動を通じて、内田洋行は持続可能な社会の実現に向けて取り組み続けています。

過去の受賞歴とさらなる挑戦



内田洋行グループは、これまでにも多くの受賞歴があります。例として、国産木材を使用したプロジェクトに取り組んできたことが挙げられます。これにより、森林保全や木材の有効利用といった観点からも、社会への貢献を目指しています。

今後も国産木材の普及や地域活性化を図るため、新たなプロジェクトを通じ合意していく方針です。また、地域産材をふんだんに利用した製品開発にも力を入れ、SDGsの目標達成にも寄与する考えです。

結語



「山のダイゴミプロジェクト」は、内田洋行とその協力者たちの情熱と努力によって生まれた素晴らしい取り組みです。受賞を機に、ますます注目を集めることでしょう。地域社会と連携し、サステイナブルな未来を築くこのプロジェクトに、引き続き大いに期待したいものです。


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