日本の虫除け文化
2025-12-25 09:44:22

日本発の虫除け文化がスリランカの未来を守る!クラウドファンディング開始

日本の虫除け文化がスリランカを救う



2025年12月26日、NPO法人S.O.L.(ソル)がスリランカでのデング熱流行を防ぐための初めてのクラウドファンディングに挑戦します。本プロジェクトは、日本の虫よけ文化を活かし、スリランカでの感染症予防活動を推進するものです。

スリランカでは、乾季に多くの溜池が形成され、雨期には大雨に伴って洪水が発生することが多く、この状況は危険を増しています。特に、今年2025年11月末にはサイクロン「ディトワ」の影響で、国土の約20%が洪水に見舞われ、過去20年で最悪の被害をもたらしました。この洪水に伴い、蚊を媒介とするデング熱の流行が懸念されています。

239人の患者が確認されたデング熱は、洪水後に特に増加する傾向があります。S.O.L.はこの関係性をグラフにして可視化し、洪水の発生回数と感染者数の関係を示しています。このように、感染症の流行を未然に防ぐためには、単なる災害直後の支援だけでは不十分です。

私たちは2015年から日本とスリランカで文化交流を行いながら、「日本の虫よけ文化が世界を救う」という理念のもとでデング熱予防活動を進めてきました。2024年には現地での公式NGO登録が完了し、2025年3月からJICAの事業も実施しています。これまでもスリランカとの信頼関係を基盤に、復興に寄り添い続けてきました。

今回のクラウドファンディングでは、特に感染リスクが高い新生児室に簡易網戸(AMIDO)を寄贈・設置します。蚊を「殺さずに防ぐ」この網戸は、スリランカの仏教文化とも相性が良く、人道的な感染症対策として機能します。これにより、災害後の生活環境が改善され、未来の感染症リスクを減らす取り組みも実現しようとしています。

また、現地の孤児院にて少女たちが自作の簡易網戸を取り付ける様子も報告されています。この活動は、地域住民の自立支援を促す重要なステップです。

クラウドファンディングの概要


  • - 開始日:2025年12月26日
  • - 目的:スリランカの病院新生児室への簡易網戸(AMIDO)設置
  • - 実施団体:NPO法人S.O.L.
  • - クラウドファンディングプラットフォーム:CAMPFIRE
  • - URLCAMPFIRE プロジェクトページ

スリランカへの虫よけ文化の普及を通し、命を守る取り組みにぜひご協力ください。今回は私たちの活動の一環として、皆様のご支援を必要としています。


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