札幌市円山動物園が「自然共生サイト」に認定!
札幌市の円山動物園の「動物園の森」が、このたび「自然共生サイト」として認定されました。この認定は、同施設が行っている環境教育や生物多様性の保全活動が評価された結果です。
「動物園の森」では、専門のボランティア、通称「森ボラ」が、訪れる人々に自然の美しさや重要性を伝える散策ガイドを毎年春から秋にかけて実施しています。この散策は約1時間にわたり、四季折々の森の魅力を体感できる特別な時間です。参加者は、普段の生活では味わえないような自然とのふれあいを通じて、環境について考えるきっかけを得ることができます。
環境教育の一環として、森ボラは訪問者に対し生物多様性の大切さを説明し、また参加者自身が自然に積極的に関わることの重要性を啓発しています。特に、在来種の保護活動や外来種の駆除に取り組むことで、生態系のバランスを保つことに貢献しています。このように、動物園の森の活動は、まさに地域の環境保全に寄与するものとなっています。
さらに、今年度は新たに34名のボランティアが登録され、これまでの活動が認められた形での認定となりました。すでに退会したボランティアの方々にも感謝の意を表する機会が設けられ、彼らの貢献に対する感謝は尽きません。
散策ガイドのシーズンは例年4月下旬から10月までです。この期間は季節ごとに変化する森の景色や動物たちに出会うことができ、訪問者をいつも新しい発見で楽しませています。実際のスケジュールやイベントについては、動物園の公式ホームページでご確認いただけます。
また、自然共生サイトについての詳細情報は、環境省の公式サイトでも確認できます。動物園の森では、ボランティアとともに楽しいひとときを、そして自然についての理解を深める貴重な体験を提供しています。ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか?
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動物園の森公式HP
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環境省HP
最新情報やイベント内容など、さまざまな情報が掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。みなさんの訪問を心よりお待ちしております!