不登校児の親を支える新たなプロジェクト始動
北海道の認定NPO法人北海道NPOファンドと株式会社らっくが共同で進める新しいプロジェクトが発表されました。これは「親サポ×就労プロジェクト」という名のもと、不登校児を持つ親を支援するための持続可能なプログラムです。このプロジェクトの目的は、親たちが孤立しないよう、地域全体で子どもとその家庭を支える仕組みを築くことにあります。
目的と背景
不登校という問題は、子どもだけでなく、その家族にも大きな影響を及ぼします。特に親は心理的な負担や経済的な問題に直面することが多いです。そこで本プロジェクトでは、そうした保護者を対象に、さまざまな支援を行うことを目指しています。
具体的には、既存の保護者支援団体やフリースクールなどとの連携を通じて、心理的なサポートや経済的な安定を目的とした就労支援を行います。これにより、助成期間が終了した後も、各団体が自主的に活動を続けられるよう、資金調達や組織基盤の強化を図る予定です。
プロジェクト詳細
事業名
「親サポ×就労プロジェクト:子どもと親のサステナブルサポート ~不登校児の親の孤立・孤独を防ぐ持続可能な就労サポート~」
助成額
このプロジェクトでは、各実行団体に対して300万から500万円の助成を行い、総額で2100万円を予定しています。
公募期間
募集は2025年2月17日から3月17日まで行われます。
助成期間
助成は2025年5月から2026年2月末までの予定です。
オンライン説明会
参加を希望する団体向けにオンライン説明会を実施します。1回目は2月26日の19時から、2回目は2月27日の14時から行われます。どちらも内容は同じです。
参加申し込みや詳細は、
北海道NPOファンドの公式ウェブサイトをチェックしてください。オンライン説明会の申込は、
こちらのフォームから行えます。
最後に
不登校児を持つ親たちにとって、孤立感を抱えることは非常に辛いものです。このプロジェクトが成功することで、親たちの心理的・経済的な負担が軽減され、地域全体で子どもとその家庭が支えられるようになることを期待します。
対象団体の皆さんの参加を心よりお待ちしています。