カドウフーズの新たな挑戦
文化や経済が多様化する現代、食品業界では持続可能性の追求が求められています。カドウフーズ株式会社は、北海道函館で有機JAS認証を取得したことで、新たな一歩を踏み出しました。この取り組みは、農家や販売者、消費者の困りごとを解決し、持続可能な食のサイクルを生み出すことを目指しています。
規格外野菜の価値を見つめ直す
しばしば市場から取り残される規格外品。それは、未利用のままで終わる運命にある美味しさと栄養価の宝庫です。特に、近年の健康志向の高まりから有機野菜に対する需要が増えている中で、見た目やサイズの都合で市場に出せない野菜たちは、農家にとって大きな悩みとなっています。
カドウフーズは、これらの「もったいない」資源を有効活用することで、農家の支援とフードロス問題の解決に貢献していきます。規格外のサツマイモやカボチャを使った新しい商品を通じて、農産物の新しい価値を創出することが私たちの使命です。
商品化に向けた強み
カドウフーズは、非有機野菜の規格外品を活用した製造経験をもとに、独自の加工技術と知見を蓄積してきました。得意分野である規格外の野菜の特性を見極め、その特性を最大限に活かした商品開発が私たちの強みです。これからは、有機野菜もこのノウハウを生かして、さらなる選択肢を提供していきます。
提供予定の加工品
現在、カドウフーズは以下の3つの加工品を提供しています。すべては有機JAS認証に基づいています。
1.
レトルトパック(角切りカット、殺菌済み)
2.
冷凍品(角切りカット、加熱済)
3.
さつまいもチップス(スライス、油調済み)
今後は、農産物の種類や加工形態を増やす予定です。お客様のニーズをしっかりと受け止め、柔軟に対応していきます。
持続可能な食の未来へ
カドウフーズは、「規格外品」の価値を最大限に引き出プロジェクトを通じて新たなビジネスパートナーを模索しています。私たちと一緒に持続可能な食のサイクルを創り上げたい方々は、ぜひご相談ください。規格外野菜を活用した製品開発に関心のある企業や団体との連携をお待ちしています。
お問い合わせ方法
農産物の有効活用や商品開発についてのお問い合わせは、以下の連絡先までお気軽にご連絡ください。
カドウフーズ株式会社について
- - 本社: 北海道函館市追分町1-25
- - 代表者: 代表取締役 嘉堂聖也
- - 設立: 2010年6月
- - 事業内容: 農産物の加工食品の企画、製造、販売など(OEM/PB含む)
持続可能な食の未来は、私たちの手の中にあります。皆さんの参加をお待ちしております。