環境学習と来場者の周遊を同時に実現する『カーボンクエスト』
出発点は札幌市にある合同会社エゾリンク。彼らは地域イベントに革新をもたらす体験型コンテンツ『カーボンクエスト』を提供しています。これは、来場者が自然に周辺を回りながら環境について学ぶことを目的としたプログラムです。これによって、滞在時間の増加や賑わいを生むと同時に、環境への理解を促進することが可能になります。
『カーボンクエスト』の仕組み
来場者は、体験中に“炭素分子”となり、地球を旅するという新しいスタイルのすごろく型ゲームとスタンプラリーを楽しむことができます。このプログラムは、参加者が環境問題への意識を高めるために設計されており、実施後のアンケートによると、なんと8割以上が「環境に関心を持つようになった」と回答。知識の定着も確認されています。
アプリ版の登場
新たに開発されたアプリ版『カーボンクエスト』は、より多くの参加者を受け入れられるように進化しました。このアプリは2026年4月から地域イベント向けに提供が開始され、来場者がQRコードをスキャンすることでクイズに挑戦し、答えを出すことで次の目的地へと移動します。実際の炭素の循環を基にした問題に答えることで、遊びながら学ぶ体験ができ、環境問題への理解を深めることが狙いです。
地域イベント開催の課題
多くの地域イベントは、来場者の滞在時間が短く、周遊性が低いという課題を抱えています。また、SDGsや脱炭素に関する教育を効果的に取り入れるのも難しいとされています。そのため、エゾリンクの『カーボンクエスト』は、低コストで実施でき、準備工数も少ないアプリ版と、内容を柔軟にカスタマイズできる対面版の二つを用意しています。
来場者と主催者双方のメリット
来場者は、自身のスマートフォンを使って簡単にゲームに参加でき、クイズの内容もAIが調整するため、幅広い年齢層に対応可能です。また、主催者側には運営スタッフの派遣が不要で、低コストで導入できるという利点があります。準備はQRコードを印刷して設置するだけで、万全のマニュアルが用意されているため、安心して運営ができます。
導入事例
すでに多くのイベントでの導入が進められており、例えば、2025年4月には札幌市の円山動物園で、特に気候変動教育に関連するクイズが追加。参加者670名を記録し、来場者のさらなる教育効果が期待されています。
また、下野市那須どうぶつ王国では、展示に関連したクイズを実施し、1387名の参加を得ました。実際の意見として、「いつもよりも多くの展示を楽しみ、環境問題について真剣に考える機会になった」との声もあります。
最後に
エゾリンクは、地域イベントにおける脱炭素テーマの導入を検討している方々に対して、随時デモ体験や相談を受け付けています。地球環境への理解を深めるために、遊びながら学べる『カーボンクエスト』が、新しい可能性を地域にもたらすでしょう。興味のある方はぜひ、お気軽にお問い合わせください。