札幌東区で冬の防災訓練が実施されました!地震に備える地域の取り組み
冬の防災訓練を通じて地域の安全を確保
2025年12月12日、札幌市の丘珠小学校で「東区防災訓練」が開催されました。この訓練は、冬季における地震発生時の避難所運営を想定したもので、約150人の地域住民や丘珠小学校の児童が参加しました。参加者は厳しい冬の寒さの中、避難所の開設や運営の実践を通じて、地震への備えを学びました。
実践的な防災訓練の内容
今回の訓練では、住民自らが避難所を開け、運営することをテーマに設定しました。まず、町内会の防災担当者が、避難所の鍵を開け、ブルーシートや寝袋を運び出して設置する作業を行いました。続いて、避難者の受付や誘導といった実践的な訓練が行われました。
また、給水車からの水の運搬や、段ボールベッド、および非常用トイレ、さらには移動式ストーブの取り扱いを確認。また、東区役所の保健師による避難者の健康確認シミュレーションも実施され、参加者は冬の避難所生活における様々な課題に取り組みました。
緊急事態における対応力
訓練の終盤では、実際に地震が発生したという想定のもと、緊急地震速報が鳴り響き、会場内に緊迫した雰囲気が広がりました。しかし、日ごろの訓練の成果もあり、児童たちは驚くほど冷静に行動しました。区役所職員の指示に従い、「その場で体を低くし、頭を守って、動かない」といった安全確保の行動がとれました。
冬の備えの大切さ
札幌市東区では、厳しい寒さが続く冬の備えが重要です。今回の訓練を通じて、地域の防災力が向上し、住民たちが安心して暮らせるための取り組みが進められています。このような防災訓練を通じて、地域の連携が強化され、住民の意識も高まることが期待されています。
これからも東区役所は、地域の安全・安心を確保するために引き続き努力してまいります。参加した皆さんは、訓練の経験を生かして、さらに安全な地域づくりに貢献していくことでしょう。