札幌エリアに進出する「なんでも酒やカクヤス」の新サービスとは

札幌エリアへの進出が決定した「なんでも酒やカクヤス」

株式会社ひとまいるとそのグループ会社である株式会社カクヤスが、2026年3月から札幌エリアに「なんでも酒やカクヤス」の新たな配送サービスを開始することを発表しました。これにより、札幌の飲食店向けに新しいビジネスモデルが展開されることになります。札幌は道内最大の消費市場であり、特にすすきのエリアは一大歓楽街として知られています。グループの成長戦略に基づいて、新たな拠点を設け、地域の飲食業界のサポートを強化する狙いです。

新規進出の背景

ひとまいるグループには、「地域の人々の暮らしのどんな小さな願いも叶えたい」という理念があります。この理念のもと、長年にわたりお客様や地域の方々との関係を大切にし、日常を少しでも豊かにするための事業展開を進めてきました。特に「なんでも酒やカクヤス」では、首都圏や関西、九州において250を超える配送拠点から、小規模飲食店や家庭への酒類の配送を行っています。

札幌エリアへの進出は、2025年に発表された中期経営計画「TRANSFORMATION PLAN 2028」に基づくものであり、顧客からの強い要望を受けた結果、実現が決定しました。この計画では、市場での独自の配送ネットワークを活用したエリア拡大が目指されています。

提供されるサービスの内容

新たに設立される2つの小型倉庫、すすきのSSと札幌大通SSからの配送サービスが開始されます。初めは近隣の飲食店を対象として、範囲を徐々に広げていく計画です。この新サービスは、365日年中無休の完全自社物流を活用し、ビール1本からの配送が可能です。また、ロットに縛られず、無料配達を実施することで、多様なニーズに応えます。

今後は一般顧客向けへの展開も視野に入れ、サービスエリアの拡大を図ります。これにより、飲食店のオペレーションをサポートし、フードビジネスの活性化に寄与することを目指しています。

企業としての今後の見通し

ひとまいるグループは、今回の開設が当期業績に与える影響は「軽微」であると考えています。しかし、中期経営計画における施策の着実な実行を通じて、企業価値の向上につながると期待されています。多くのステークホルダーからの支援と協力を仰ぎながら、この新しい挑戦が地域の皆さまに受け入れられるよう努めていく考えです。

株式会社ひとまいるの企業情報やサービスに関する詳しい情報は、公式ウェブサイト（https://www.hitomile.co.jp/）をご覧ください。