2026年に新たな魅力を放つ小樽リトリート蔵群のリブランドオープン

2026年にリブランドオープン！小樽リトリート蔵群

小樽市に位置する温泉宿「小樽旅亭蔵群」が、2026年2月24日（火）に「小樽リトリート蔵群 by 温故知新」として生まれ変わります。このリブランドオープンは、打ち合わせを重ねた設計をもとに進められ、改装も行いながら営業を続けていく予定です。新たな宿泊体験を提供するための準備が着々と進んでいます。

リトリートシリーズの一環

このリブランドは、温故知新が手掛けるリトリートシリーズの一部として、小樽の自然が紡ぐ静かな空間を楽しむことができます。「瀬戸内リトリート青凪」や「壱岐リトリート海里村上」など、これまでの施設同様に、上質な時間を過ごすための特別な空間が整えられます。

新しいコンセプトとロゴの誕生

「静謐の蔵に宿る、時の記憶」というコンセプトを掲げ、新しいロゴがデザインされています。小樽の雪景色や蔵の連なりを意識したデザインは、宿の特長を存分に活かしています。建築家の中山眞琴氏によって設計されたこの施設は、自然素材を用い、周囲の環境と調和する空間を提供しています。

どうぞ、この新しい「小樽リトリート蔵群」での滞在を通じて、心が鎮まり、時の流れを感じながらゆったりとした時間を楽しんでみてください。

歴史と文化が息づく空間

小樽の街並みは、江戸から明治にかけて北前船の寄港地として栄えました。そのため、物資保管のための大規模な石蔵が多く建てられた歴史があります。今回リブランドされる蔵群も、そのような小樽の歴史を反映した設計思想が背景にあり、火に強い軟石を用いた独自の建築が特徴です。

中山眞琴氏のデザイン哲学や小樽の文化を尊重し、宿泊者に日本古来の「醸す」美徳を実感していただくような体験を大切にしています。

改装の詳細

蔵群は2002年に開業し、その後温故知新が運営を引き継いでいます。今回のリブランドでは、元々の設計思想を重んじつつ、さらに高まる滞在価値を求め改装が行われます。

主な改装ポイントは、2つの大浴場がプライベートな貸切風呂としてリニューアルされることです。新たに酵素風呂が導入され、スパやサウナも新設され、心身の detox と温浴体験が共存する宿泊プランを提供します。これにより、日常から離れた非日常の時間を楽しむことができるでしょう。