沖縄の自然と共存するスタバ
2025-08-27 13:26:25

沖縄・漫湖公園に新たなパートナーシップの形、スターバックスがオープン

沖縄・漫湖公園にスターバックスオープン



2025年9月1日、沖縄の豊かな自然の一部として「スターバックス コーヒー 那覇鏡原店」が漫湖公園に誕生します。これは、沖縄県内初の公園内店舗であり、地元企業との協力を通じて地域活性化を図る試みです。スターバックスが掲げる「まちづくりを通して地域の幸せに貢献する」という理念のもと、地域の人々が集う場所を提供することを目指しています。

漫湖公園と自然の共存



「スターバックス コーヒー 那覇鏡原店」が位置する漫湖公園は、国際的に重要な湿地として認知されており、ラムサール条約にも登録されています。この公園は市内中心部にありながら、自然が豊かな環境を提供しており、特に冬には多くの渡り鳥が集まる場所としても知られています。

店舗の設計はこの絶好のロケーションに配慮されており、既存の木々や地形を活かした配置がなされています。大きな窓からは公園の美しい景色を一望でき、テラス席では嬉しい自然の風を感じながらコーヒーを楽しむことが可能です。

コミュニティスペースとしての役割



この店舗では、単なるカフェとしての役割を超えて、地域の人々が集まる公民館のような存在を目指しています。中央には大きなテーブルがあり、ゆんたく(おしゃべり)を楽しむ場として利用できます。また、ソファ席やテラス席など、シーンや気分に応じた多様な座席選択も提供されます。

さらに、店舗の内装には沖縄の県木である琉球松を使うことで、地域とのつながりを強調。壁面のアートにはコーヒー農園や地域の動植物の手描きデザインが施され、店舗と公園の境界が曖昧になるような心地よい空間が創造されています。

地域との連携と未来への展望



「スターバックス コーヒー 那覇鏡原店」は、地域の交流を促進するためのさまざまな活動を計画しています。沖縄の伝統を取り入れたワークショップやテイスティングパーティを通じて、地域の文化を発信していく予定です。また、店舗前の芝生を開放し、地域住民が自由に使えるような場作りを進めています。

さらに、漫湖水鳥・湿地センターとの連携を通じて、湿地の保全や啓発活動も行う予定です。店舗で排出されるコーヒー豆かすや、湿地保全のために抜かれたマングローブの稚樹をたい肥にし、地域資源の循環を目指す取り組みも行います。

2025年の成長を楽しみにしながら、スターバックスは地域とのさらなる関係構築と未来の育成を目指しています。この場所が地域の人々の交流の場となり、共に成長していく新たなかたちへの第一歩として、多くの人に支えられてほしいと願っています。


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