地域の支え手に感謝を込めた退任民生委員・児童委員感謝状贈呈式

退任民生委員・児童委員感謝状贈呈式

令和7年（2025年）12月18日、札幌市南区にある南区民センターで、退任した民生委員と児童委員への感謝状贈呈式が盛大に行われました。この式典は、地域の大切な支え手に感謝の意を表すために設けられたものです。

式典には、南区の地域貢献に長年尽力してきた54名の退出者が参加しました。この年は3年ごとの改選にあたるため、多くの方々が退任されました。民生委員と児童委員は、一人暮らしの高齢者の見守りを行ったり、地域で子育てをする家庭に対して支援や相談を提供したりとさまざまな役割を果たしています。その活動は市民の日常生活を支える重要な存在です。

この日、南区長の大谷聡美氏が、札幌市長からの感謝状を手渡しました。受賞者の中には、6年以上活動を続けてきた方々もおり、その方々には厚生労働大臣からも特別な感謝状が贈呈されました。これにより、長期間にわたり地域福祉の向上に寄与してきた彼らの努力が認められることとなりました。

式典の中で、大谷南区長は参加者一人ひとりに対し、深い感謝の言葉を述べ、「地域の福祉向上に寄与された皆様の活動は、住みよい街づくりに多大な影響を与えています」と語りました。このメッセージは、参加者たちのこれまでの努力を讃えるものであり、今後の地域活動への意欲を強めるものでした。

感謝状贈呈の後には、地区の民生委員活動を振り返るビデオ上映が行われ、参加者たちは懐かしい思い出を共有しました。そして、互いへの感謝の気持ちを再確認し、地域でのつながりをさらに深める場ともなりました。

このような活動は、地域社会を支える礎となるものであり、今後もさらなる発展が期待されます。退任された民生委員と児童委員は、新たな任務を担う後進へと地域活動のバトンを渡しましたが、その精神はきっと次世代に引き継がれていくことでしょう。

感謝状贈呈式は、地域の人々が手を取り合い、支え合う大切さを再確認させられる貴重な場であり、ますます重要なイベントとして実施されることでしょう。