NINAITEの取り組みが札幌市の外国人雇用支援事業に採択
株式会社NINAITEが、札幌市が新たに始めた「令和8年度外国人受入・定着支援事業」において、採択されました。この事業は、主に外国人雇用に踏み出すことが初めての中小企業を対象にしており、外国人材の受入れに関わる費用を最大2/3まで補助するというものです。
外国人雇用が抱える課題
近年、出入国在留管理庁から発表された特定技能「外食」分野の受入停止は、多くの企業にとって大きな衝撃でした。特に北海道・札幌においては、介護など市民生活を支える業界で人手不足が深刻化しており、このままでは地域の経済が危機に直面する可能性もあります。そうした中で、NINAITEの取り組みは、地域企業にとっての新しい選択肢を彼らに提供するものです。
事業の具体的内容
この新事業は、札幌市内で本社か営業所を持つ中小企業を対象としており、外国人雇用が未経験の企業を優先しています。受入費用のサポートを通じて、採用から定着までの一貫支援を行う予定です。具体的には、札幌市内の企業に対し、受入れにかかる経費を最大2/3まで補助します。この補助により、企業が外国人材を採用し、定着させるためのサポートを提供します。さらに、本事業の実施運営を行うのはNINAITEが担当し、札幌市働きやすいまち推進協議会が後援する形を取っています。
NINAITEの実績
NINAITEは、2018年に設立され、これまでに北海道の真狩村の農家への支援からスタートし、全国の一次産業の現場において、特定技能外国人の採用と定着を支援してきました。その支援実績は累計1,494名、平均定着率80%以上を誇ります。これらの数字は、NINAITEが現場のニーズに密着した支援を行っていることを示しています。
さらに、NINAITEは2026年6月にはAIを活用した外国人雇用OS「ninaite.ai」をリリース予定です。このプラットフォームは、外国人材の在留管理、採用、定着支援をシームレスに結びつけ、業界全体の基盤強化を目指しています。現場の実情を踏まえることで問題解決に努めているNINAITEの姿勢が、今回の事業採択につながっています。
官民連携の重要性
札幌市経済雇用支援局の庄中将人局長は、「外国人雇用に関心があっても行動に移せない企業が多い」と語っています。NINAITEは、そうした企業に対して最初の一歩を踏み出す機会を提供し、安心して外国人材の活用に取り組める環境づくりを目指しています。特に介護業界における人手不足解消は急務であり、NINAITEと札幌市が協力してモデルケースを作ることが期待されています。
まとめ
NINAITEの採択は、外国人雇用の普及に向けた重要な一歩です。同社は札幌市内の企業に、情報提供とサポートを通じて安心感を与え、多様な人材が共存できる社会づくりを進めていきます。今後、地域経済のさらなる発展に寄与するNINAITEの活動から目が離せません。