ユニバーサル・スタジオ・ジャパン隣接に新たなIHGホテルプロジェクトが始動

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン近接新ホテルプロジェクト始動

IHGホテルズ＆リゾーツが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）隣接地で新たなホテル開発に着手しました。このプロジェクトは、鹿島建設を中心に4社が出資する合同会社桜島開発との協業によるもので、国内最大級のホテルが店舗予定です。2029年の開業に向けて準備が進められています。

トリプルブランドとは？

この新しい施設では、IHGが国内初となるトリプルブランドが導入され、インターコンチネンタル、キンプトン、ホリデイ・イン・リゾーツの3つのホテルが同じ建物内に実現されます。総客室数は817室を予定しており、ゲストに多様な宿泊体験を提供します。特に、USJへのアクセスが容易であることから、観光客とファミリー層に人気となることが期待されます。

大阪の新たな観光拠点として

このホテルは、アジアで最も来場者数が多いテーマパークに隣接するため、観光施設として非常に優れた立地にあります。今後、夢洲に誕生する統合型リゾート（IR）にも近く、ボートや車の利用で短時間でアクセスが可能です。

IHGホテルズ＆リゾーツの日本マネージングディレクターであるアビジェイ・サンディリア氏は、パートナーシップの重要性を強調し、今回のプロジェクトが国内ホテル業界の成長に寄与することを期待しています。特に、世界的に高い評価を受けるインターコンチネンタルブランドの導入は、大阪エリアの宿泊施設に新たな魅力を加えることになります。

各ブランドの特徴

- インターコンチネンタル: このブランドは世界70ヶ国以上に展開し、ラグジュアリーな宿泊体験を提供します。高品質なサービスとともに、大阪ならではの魅力を取り入れた独自のホスピタリティを展開する予定です。

- キンプトン: 洗練されたデザインと個性的な体験を重視しています。客室には、遊び心を感じさせるエレメントが散りばめられ、宿泊客が思い出に残る滞在を楽しめる空間となるでしょう。

- ホリデイ・イン・リゾーツ: ファミリー層に特化したこのブランドは、キッズクラブやゲームルームを設置することで、家族での訪問を楽しみやすくします。

大阪のインフラ状況

周辺には、JR桜島線の延伸や新しいフェリーターミナルの開設が計画されており、関西国際空港も万全のインフラ整備を進めています。このような新たな動きが重なり合うことで、今後の集客効果がさらに高まることが見込まれています。

この新プロジェクトは、大阪市の観光の未来をもっと豊かにしていくことでしょう。新しい体験を提供するこのホテルが、地域にどのような影響を与えるのか、今後が非常に楽しみです。